ネパール通信

ネパールでのボランティア活動報告を通して、生きた現地情報をお伝えします。

だます・脅す・盗む。これが生きる術なのか?‏

3月1日(月)天気:快晴 気温:18℃ 湿度:55%



今回はネパールの大自然の美しさに比べて、人々の心の中を

紹介したい。

表題の何ともし難い現実を、ご存知ない方が多いため「あえ

て」お伝えする。

ここの貧困は多くの国民(90%以上)が同じ環境のため、

こうした考え方になるのであろうか?

農作業は殆どが女性と子どもの仕事であり、成人男性の仕

事はない。

従って、村の中でもカタマンドウや大きな都市でも「騙す

・ 脅す・盗む」が仕事となり、まともな仕事例えば学校の

先生や警察官や軍隊に入っていても同じである。

1月ほど前に捕まった泥棒はなんと警察官であった。

日本でも同じだが、動機の次元が違う気がする。

安い給料では、家族を養うだけの糧にはならず、表題の考

え方が支流を占めているのが現実である。

信仰心の厚いここネパールの人々だが、日本人からすると大

きな「矛盾」が残る。

しかし、この矛盾もある時を期に理解出来た。

橋を渡る時・お寺の近くを通り過ぎる時・大きなお寺に行

った時など殆どの人々がお祈りをする。

なぜなら、「自分の神様」だからである。

☆自分だけお金持ちになれるように。

☆自分だけ好きな相手と添えるように。

☆たまに、家族が幸せになるように。

☆「SLC」なる国家試験にパスするように。(これは日本

でも同様)

このように、全てが自分のための「神様」なのである。

だから、「騙す・脅す・盗む」がその手段となる。

ここでの生活には、常にこうした彼らの考え方と一緒に

生活しなければならない。

もし、外国人だけでの生活をする時には。

この考え方との戦いの毎日に疲れきってしまう事にな

る。

私の場合にはミナの家族が「自分の身内」同様に扱っ

てくれ、常にガードしてくれているからこそ出来る生

活である。

ミナのお父さん・お母さん・弟・妹らが、交互に支援

に来てくれる。

私一人になる事は、ここサンガの家ではない。

つい先日も、私の家の近くにハウジングカンパニーの

建売が工事を始めたが、「ネパールやくざ」の脅しが

あり、「10ラーク:120万円をよこさないと、工

事をしている人を殺す」と言われ、やむなく工事中止。

ファンデーションの途中でストップした状態である。



ネパールの習慣:カーストは以前に「法律上は無くなった」

しかし、各民族の間には大きな存在として残っているのが

現実であり、カーストは民族の優劣となっている。

従って、ゴミ拾いの仕事をする人々は代々「ゴミ拾い」で

生計をたてている。(チャミ民族)

鍛冶屋は代々鍛冶屋である。(カミ民族)

これを変えるのは教育であろう。

長い時間が必要である。



添付資料は今現在のサンガにおける停電時間帯である。



無題

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  1. 2010/03/02(火) 00:26:32|
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プロフィール

筋田 雅則

Author:筋田 雅則
20代半ば、岐阜県山岳連盟の
カシミール遠征隊へ招聘
その帰り、初めてネパールへ立ち寄る。

その後、ネパールの同宿の山仲間と、
「学校づくり」を開始し約30建設
ネパール支援を何十年も繰り返し、
定年退職後、ネパールへ移住。

現在はカトマンドゥ在住、
ラムチェ村を中心にボランティア活動を行う。

ブログでは、ネパールでの
ボランティア活動報告を通して
生きた現地情報をお伝えしていきます。

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