ネパール通信

ネパールでのボランティア活動報告を通して、生きた現地情報をお伝えします。

新たな支援村(トゥロパカル)

2月 5日(金)天気:快晴 気温:12℃ 湿度:50%


今回はラムチェ村に代わる新たな支援村:トゥロパカル
について報告したい。

トゥロパカルの位置であるが、エベレスト街道から南へ2時間ほど東
に入った所にある。
勿論過去に外国人に入ったこともなく、全くの孤立した村である。
小学校の生徒数も55人と少なく、家の数もかなり広範囲に数十軒
があるのみで、ほとんどが親戚である。

はじめに、ここを紹介してくれたのはミナの「おじさん」であるナイナさん
である。彼の奥さんがここの出身で是非一度見てほしいとの依頼から
出向いたが、あまりに奥地なので気後れしたのも事実であった。
校舎はあるが、壁や屋根がひどく痛んでいて、肝心のトイレもない
状態であった。

予算上多くの子供を支援することが出来ないため、はじめに何人の
子供が学校に通っていないのかを聞くと、40人以上だという。
少しづつではあるが、ここの子供たちも「全て学校へ」通ってほしい
と伝え、最初は18人にした。

ここでの親の仕事は畑の他には全くなく、如何にして現金収入を得る
かが問題であるが、それは後の事、まずは子供たちに学校に通って
もらう事とした。
さらに、校舎特に職員室の建物の破損がひどくトイレもない状態であった
ため、職員からの要請もあり、校舎とトイレの修復を行うこととした。
しかし、地理的にかなり奥地な上に道路の整備も遅れている事から
修復機材の運搬にはかなり困難が伴うこととなった。
こうした工事も1月の終わりには完成して(我が家はまだまだであるが・・)
竣工式兼支援物資の引渡し式を1月27日に実施できた。
ここでの支援体制を整えるために調査に入ったが、どこの家にもトイレは
なく、と多く離れた1軒のみトイレらしいものがあるだけであった。
仕方なく「学校の先生」にゲスト用のトイレを作りたいが、場所の提供を
してくれないかと依頼。
すると、「何処でもいい」との事で宿泊施設のないここでは、ミナのおじさん
の家の近くに自費で作る事とした。
約1ヶ月後完成したが電気がなく、「電気を付けてほしい」と要請。
そして完成した。
ここでの女性の仕事を考えるのはこれからである。

ネパールの習慣:食事はほとんどが「ダルバート」と言われる野菜中心
の食事だが、「ごはん」の量が尋常ではない。
日本の丼にゆうに2杯分はあるが、瞬く間にたいらげてしまい「お代わり」
をする。
もちろん、右手だけで食べる。
米は日本米と違いでんぷん質が少ないインデラ米のせいか、多く食べても
太らないからいい。
「おかず」は「じゃがいも・にんじん・キャベツ・カリフラワー」などが入っていて
香辛料も辛くなく、極めて食べやすい。
ダルと言われるスープは豆のスープで薄塩の飲みやすいスープである。
これをお腹一杯食べるのが「ネパールの食事」である。
旅行者も結構食べられるが、やはり食べすぎ」の傾向があり、腹八分目
を目安に食べた方がいいだろう。
添付写真は、新しい制服とかばん・ノートを手にした子供たち


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  1. 2010/02/06(土) 13:58:21|
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プロフィール

筋田 雅則

Author:筋田 雅則
20代半ば、岐阜県山岳連盟の
カシミール遠征隊へ招聘
その帰り、初めてネパールへ立ち寄る。

その後、ネパールの同宿の山仲間と、
「学校づくり」を開始し約30建設
ネパール支援を何十年も繰り返し、
定年退職後、ネパールへ移住。

現在はカトマンドゥ在住、
ラムチェ村を中心にボランティア活動を行う。

ブログでは、ネパールでの
ボランティア活動報告を通して
生きた現地情報をお伝えしていきます。

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