ネパール通信

ネパールでのボランティア活動報告を通して、生きた現地情報をお伝えします。

「涙」ってなに?

8月7日(金)天気:曇り 気温:22℃ 湿度:68%



そろそろ夏の終わりも近い日本では、衆議院選挙に向か

って全て、メディアが忙しく動き出す。

民主党の優勢が囁かれている今回の選挙は、「日本の歴史に

残る大きな変化」こそ、国民の納得する「改革が可能」であ

ろう。

長い自民党独裁政権下で、現在の日本社会が出来た事は言

うまでもない。

しかし、ある程度まで発展すると後が続かず、国民の批判

が政府に集中する。(仕方の無い事でもある)

さらに、長すぎる政権は多くの「悪い習慣・慣例」を生み

出す。(オンブズマンと言われる方々が、苦労されるのも

このあたりであろう。)

そろそろ「膿を出す」時期に来ているのかもしれない。



一方、ここネパールでは雨期の末期を迎えつつある。

時折、雷を伴った豪雨もあるが近年少なくなった事は事実で

ある。

地球規模の気候変化が、ここにも影響している事は言うまで

もない。

本題に入る。



☆「涙」の必要性・・・



「喜怒哀楽」の激しいここネパールの人たちは、怒る時には

大きな身振りで怒る。

子供を叱る時にも同じで、端で見ていても「ビックリ」する

ような身振りで叱る。

泣く時も、人が居ても居なくても男性も女性も、大きな声を

出して泣く。

翌日にはもう泣かない。

ただし、連れ合いが亡くなった時は別で、家の前で慟哭(どうこく)状態

である。

でも反対に、「笑い声」はと言うとそれほど聞かない。

笑いは「恥ずかしい」事なのか?

私が「笑う」と、みんなが振り向き覗き込むように見入る。

日本では、「くすくす」と笑う事が結構あるが、私が「くす

くす」と笑うと

「どうしたのか?」と尋ねられる事が多い。

まして、移動中のバスの中とかタクシーの中では殆ど「笑い声」

を聞かない代わりに、大きな音量のテープが流されていて、話

し声さえ聞こえないのが普通である。

「涙」は目の乾きを防ぐだけでなく、最大の「感情表現」でも

ある。

昨今、泣く人をさほど見ない日本では、この感情表現が不足し

ているのだろうか?(日本の美徳?とされている、隠れて泣く?

心で泣く?)

それとも、泣く事がないのだろうか?または、我慢しているの

だろうか?

やはり、「我慢している人が多いのであろう。」

しかし、我慢は良くない!

ストレスにしかならない。

でも、今の日本社会では「泣けない」のも理解できる。

精神的にも肉体的にも疲れきった身体では、思うような仕事は

できないばかりか、時に大きな失敗につながる事がある。

昔から、「人間は感情の動物である」と云われている。

だから、「感情豊かな」方が自然ではないだろうか?

泣くときは「一生懸命」に泣く。

そして、すっきりした気持ちで次の仕事にかかる事が出来れば、

失敗も少ないであろう。

出来る限り「我慢をしない」で済むような、家庭や地域・会社

の人間関係を作りたいものである。(勿論、秩序ある社会生活の

中での事であるが)

ネパール語で「涙」の事を(Anshu:アース)と言う。

添付写真は、村での結婚式の様子だが、花嫁はずっとうつむいて

て泣いていた。

右に座っているのが新郎である。もちろん家の前での儀式である。



DSCF0481.jpg
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  1. 2009/08/07(金) 16:09:08|
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プロフィール

筋田 雅則

Author:筋田 雅則
20代半ば、岐阜県山岳連盟の
カシミール遠征隊へ招聘
その帰り、初めてネパールへ立ち寄る。

その後、ネパールの同宿の山仲間と、
「学校づくり」を開始し約30建設
ネパール支援を何十年も繰り返し、
定年退職後、ネパールへ移住。

現在はカトマンドゥ在住、
ラムチェ村を中心にボランティア活動を行う。

ブログでは、ネパールでの
ボランティア活動報告を通して
生きた現地情報をお伝えしていきます。

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