ネパール通信

ネパールでのボランティア活動報告を通して、生きた現地情報をお伝えします。

ネパールで家づくり(第一話)

5月20日(水)天気:曇り 気温:24℃ 湿度:25%



もうホタルの時期が来ている。

家の前には20数匹のホタルが乱舞している毎日である。



今回から、ここでの家づくりに関わる多くのエピソードをお伝えしたい。

はじめに、家づくりの手順・工程について記載しておく。



1.土地の購入

2.どんな家を作るのかを検討

3.自分で作図する。

4.どれだけの建築材料が必要なのかを算出する。

5.どんな技能者・労働者が何人必要なのかを算出

6.それの確保

7.現場での電気・水の確保

8.当面必要な材料の保管場所の確保

9.トイレットタンキーの作成

10. 家を作る前の儀式(プジャ)

11. 土台の作成

12.13. 壁の作成と同時に、窓・ドアーの作成(後から窓や ドアーは付かない)

14. 屋上・屋根の作成。この時にもプジャを行う。

15. 内装・外装工事(水タンク・キッチン・バスルーム

16. ・トイレの器具設置とペンキの仕事)

17. 門の工事

18. 庭の作成



以上が大まかな工程だが、この他にも細かい作業が100以上ある。

家づくりで、最も重要なのは全てのマネジメントが出来る人が居るか居ないかである。

なぜなら、建築材料一つひとつの値段をチェックし安く買って来る事が必要だからである。

このとき、決してお金を先に渡してはいけない。

常に一緒に行動して、自分で支払う事が懸命である。

でないと、請求額を「水増し」される事は必然。

さらに、毎日の支出を記録した方がいいのだが、

最初は出来るがだんだんそれが難しくなってくる。

支出の回数が多くなると、領収書の整理だけでも大変である。

私の場合にも同様、1ヶ月くらいは何とか記入できたが、

それからは「領収書」を集めておくだけになっていた。

労働者への賃金の支払いのための「出勤簿」はパソコンで最初に設定しておくのが懸命である。

「正に手作り」の家である。

機械といえば私が仕事を少しでも早くするために買ってきた

「電動カンナ」くらいのもので、後は全て「手作業」による「家づくり」である。

大きな木でも(直径80Cmくらい)鋸で切り倒す。

さらに角材に切、板や柱を作っていくのは見ていても面白い。

でもやる気にはならない。

大きな石(直径50Cm)もドコ(頭で支えて担ぐかご)を使って人海戦術で運搬する。

次回からは、ここで起きたエピソードをお伝えしていく。


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  1. 2009/07/25(土) 21:39:07|
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プロフィール

筋田 雅則

Author:筋田 雅則
20代半ば、岐阜県山岳連盟の
カシミール遠征隊へ招聘
その帰り、初めてネパールへ立ち寄る。

その後、ネパールの同宿の山仲間と、
「学校づくり」を開始し約30建設
ネパール支援を何十年も繰り返し、
定年退職後、ネパールへ移住。

現在はカトマンドゥ在住、
ラムチェ村を中心にボランティア活動を行う。

ブログでは、ネパールでの
ボランティア活動報告を通して
生きた現地情報をお伝えしていきます。

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