ネパール通信

ネパールでのボランティア活動報告を通して、生きた現地情報をお伝えします。

ネパールいろいろ 第3話

5月7日(木)天気:快晴 気温:24℃ 湿度:28%



日本では長い連休も終わり、再び忙しい毎日だと考える。

ここでは、総理大臣の辞任騒動やインドの国境(タライ地方)のストライキにより、

連日交通マヒやガソリン・プロパンガス食料品などが輸入できない状態で、

多くの物価が値上がりして一般市民の生活が脅かされている。

こんな国だが、国民は一向に動じた様子がないのは不思議である。

弟二話に引き続き、ネパールでの常識?をお伝えしたい。



☆バスは「鶏や山羊、時には子供の水牛」まで乗ってくる。

ここでのバス(勿論ローカルバス)は、全ての荷物を運ぶ。

従って、鶏や山羊は通常荷物として乗せるが、時には小さい水牛さえ運ぶ。

(大きさによって料金も取られる)

先日も、バスの最後部に乗っていたら、後ろのドアーが開かれ

「子牛:水牛」が乗せられて来た。

あわてて、席を替えたが牛が動くため席を替わっても同じことであった。

糞尿をするときなどは大変である。

このときには「尿」をしだして、「はねかえり?」をあびる結果になった。


☆中国からの密輸は頻繁!

中国との国境に近いため、多くの物資が輸出入されているが

一般の人による「密輸」も後を絶たず携帯電話・電化製品・毛布・食品・食器類など

ネパールの生活必需品が主である。

しかし、通常の手続きで輸入するのであれば、税金を支払う事になるため、

バスの床に隠したり、大きな荷物の中にまぎれませたりして運ぶ。

一度はバラビシからのバスに乗った時に、後部座席に座っていたが

「どいてくれ!」と言われて席を譲ると、座席を外して中国から持ってきた

「ジーパン」を200枚ほど詰め込み「座ってくれ」と言われた。

バスが出発して40分ほどの所で検問があり、

警察が乗り込んできて内部を点検しはじめると、

彼は私に、「席を立たないで」くれ。

小さな声で頼んで来た。

特に席を立つ用事もないので、そのまま座っていると警察も点検を終えてバスから降り、

車はゆっくりと動き始めた。

彼は私に「中国のたばこを吸わないか?」と言って一箱差出、

「ダンニャバード」と言って世間話をはじめた。


☆汚水処理は自家製のタンキーで・・・

この国には、汚水処理施設なるものがない。

大都市のカトマンドウやポカラなども然り、

従って各自の家やホテルが自前で「トイレットタンキー」を持っている。

私も家を作り始めて、やっとその処理方法が分かった。

我が家の場合は、2M角の深さ3Mほどの穴を堀、

周りを石で壁を作って「セメントのふた」をするだけである。

水分は石と石の間を通り「土」に染み込んで行く、

さらに糞はバクテリアが処分してくれる。

20年~40年はこのままで使える。との事。


☆バスやタクシーに人数制限や重量制限はない。

ここネパールでは制限なるものがない。

バスでもタクシーでもトラックでも車という車には人も荷物も詰め込めるだけ

「詰め込む」のが通常である。

片荷になったトラックをよく見かけるが、こうしたトラックはカーブで転倒することもしばしばである。

ネパールの車は酷使されていると言っても過言ではない。

これを、見ている外国人には面白いかもしれないが、

実際にその車に乗る時にはかなり苦労する事になる。

もう入れない状態でも乗客がいればバスは止まり「詰め込む」

ここで注意しなければならないのが、「スリ」である。

私も何回か「お金」を取られた経験がある。


☆単車の後部座席に座る人は、ヘルメットを付けると交通違反?

2年ほど前に、単車の後部座席に乗るためヘルメットを購入

したが、直ぐにそのヘルメットは使用不可能になった。

フルフェースのヘルメット二人組みの強盗が発生して、

顔が分からないため捕まえられなかったのが原因で

「後部座席」の人はヘルメットを着用してはいけない事になった。

何のためのヘルメットか理解に苦しむが、これがネパールである。

添付写真は「この木なんの木きになる木」(ネパール語でダルと言われる木)

では次回「ネパール通信」まで

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  1. 2009/07/25(土) 21:33:59|
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プロフィール

筋田 雅則

Author:筋田 雅則
20代半ば、岐阜県山岳連盟の
カシミール遠征隊へ招聘
その帰り、初めてネパールへ立ち寄る。

その後、ネパールの同宿の山仲間と、
「学校づくり」を開始し約30建設
ネパール支援を何十年も繰り返し、
定年退職後、ネパールへ移住。

現在はカトマンドゥ在住、
ラムチェ村を中心にボランティア活動を行う。

ブログでは、ネパールでの
ボランティア活動報告を通して
生きた現地情報をお伝えしていきます。

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