ネパール通信

ネパールでのボランティア活動報告を通して、生きた現地情報をお伝えします。

「ネパール通信」ネパールのインフラ整備は・・・

「ネパール通信」ネパールのインフラ整備は・・・

1月29日(日)天気:快晴 気温:15℃ 湿度:50%




今回は、ここネパールに於ける「インフラ」整備の進捗についてお伝えしたい。


2年前の地震で、老朽化していた家屋や施設は殆どが倒壊した。
その折、カトマンドウ市内の家屋はと言うと、60%以上の家が現在も使用している家屋がある。
倒壊していいないのである。


ネパールに来られた方であれば理解できるが、家と家がお互いに「もたれあって」建っているのある。
多くは内庭を持っていて、その庭(広場)にはヒンズーの仏塔?が建っている。
それを囲むように丸く家々が繋がっているのである。
これが、大きな地震にも関わらず倒壊しなくて済んだ理由である。

大半の家々では「つっかい棒」がされていて「何時直すのか」は全く未定のまま、
狭い通路にこの「棒」がはみ出している光景は当分続くとみられる。

政府も「こんな家を作りなさい」とは訴えているものの、
「先立つもの:お金」が無ければ誰も改修など出来ないのが現実である。


しかし、最近カトマンドウ市内もその郊外でも「多くの家」の新築が目立って来た。
どこからその「先立つもの」お金」が入って来るのだろうか?
我が家の銀杏旅館の村?でも10軒あまりの家が新築(最新構造による)されて来たのである。

普段は「お金が無い」と言っていながら、いざとなると何処からか「お金」が入って来るから不思議?である。
それほど「貧乏」でもないのかなぁ~???
借金・・何処から・・多くは親戚や銀行・・蓄えた預金?・・などなど。



さて、政府は現在どんなインフラ整備をやろうとしてるのかと言うと、
手始めはカトマンドウの市内を廻る「リングロード」の拡張工事である。

次に、カトマンドウ市内へ引き込む「飲料水」の水路。
国内の飛行場の滑走路整備や有料のアクセス道路の整備など、
手がける箇所は多いのだが、ここでも「先立つもの:お金」が必要で、
民間と政府による出資で作るより方法がないのが現実である。

民間となれば、銀行が主たる出資者であり、現在カトマンドウには
「竹の子のように乱立」した銀行が多い。(日本でもこれほどの数の銀行はない)


しかし、工事には当然「重機械」が必要になるが、絶対数が不足。
ODAで使った重機械はそのまま民間に払い下げられて「リース会社」となり、ネパール各地に配られるのである。
ここの「工事のやり方」にも問題があり、期間が長引く原因にもなっている。


日本であれば、主要幹線道路などの工事は、昼間は物流や一般が使用して、
夜間に集中して行われているが、ここでは反対で、道路封鎖して工事を昼間の時間のみ行うのである。
この間の物流は極限まで縮小して、都市部では不足する物資も出てくる始末。


国が変われば常識も変わる。
以前にもお伝えしたがモーターバイクのドライバーが使用するヘルメットは同乗者は「してはならない」ものであった。
この理由が??で、5~6年前の事件で、ある銀行がフルフェイスのヘルメットの二人組に襲われて現金が強奪された。
そのため、顔が分からず未だに摑まっていないのである。
3年ほど前から同乗者もヘルメットをしても良くなったが???

こんな状況の中で行うインフラ整備も「遅々として進まない」のが理解できであろう。
来月には現在のプライミニスターである、マオバティーパーティーのプラチャンダ氏も任期満了となるが、
果たして正常に選挙が出来るかどうかが注目されるところでもある。


添付写真は現在のカトマンドウ市内の「つっかい棒」の状況である。


1_20170129091402cf1.jpg


2_201701290914596b8.jpg


3_20170129091810e24.jpg


4_2017012909123540e.jpg


井戸の外からとネパールの習慣は当面割愛させていただきたい。



では次回「ネパール通信」まで


HPのご案内

http://gifu-nepal.jimdo.com/


Ichyo Group Sujita

スポンサーサイト
  1. 2017/01/29(日) 09:19:48|
  2. ネパール通信
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<「ネパール通信」支援活動の「新たな問題」の続出 | ホーム | 「ネパール通信」先の見えない世界平和?の懸念>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://nepalnepal.blog25.fc2.com/tb.php/323-aa3280fe
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

筋田 雅則

Author:筋田 雅則
20代半ば、岐阜県山岳連盟の
カシミール遠征隊へ招聘
その帰り、初めてネパールへ立ち寄る。

その後、ネパールの同宿の山仲間と、
「学校づくり」を開始し約30建設
ネパール支援を何十年も繰り返し、
定年退職後、ネパールへ移住。

現在はカトマンドゥ在住、
ラムチェ村を中心にボランティア活動を行う。

ブログでは、ネパールでの
ボランティア活動報告を通して
生きた現地情報をお伝えしていきます。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

ネパール通信 (323)
管理人よりお知らせ (6)

天気予報


-天気予報コム- -FC2-

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード