ネパール通信

ネパールでのボランティア活動報告を通して、生きた現地情報をお伝えします。

日本の憂い(そのⅡ)老後の悲劇

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今回は、多くの日本の方が立ち向かって行かねばならない「定年後」の生活についてお伝えしたい。

昨今の家族構成から「少子化」は仕方が無いにしても、30年前の生活からは大きく異なって来ているのが現実である。
従って、お子さんに老後の面倒を見てもらう時代では無くなっている。
むしろ、定年後も子どもさんを助けて生きなければならない
厳しい現実が目の前にある。

しかし、ここで考えなければいけないのは子どもより自分が先に逝く事である。
親心と言うのは難しいもの。
良かれと思った事でも、子どもにとっては反対に悪かった場合が多々ある。

子どもも親がしてくれた事に対して、「その場はありがたい」と思うのだが
後になって考えてみると「してもらわない方が良かった」と思う事がこれも多々あるから始末に悪い。

だったら「どうする!」
子どもに頼らない、頼らせない自分を創ることであろう。

つまり、「老後の自立」である。
人間、生まれて来る時には親から「身体」を貰ってくるが、逝くときには「何も持って逝けない」事を知ることから、
はじめて逝くときの準備が出来るのである。
ただ、老後の人生でもいろいろあって、豪邸で悠々自適に送る生活もあれば、
借金に負われて「何時までも働かなければならない」生活もある。

質素でも時間的に余裕のある生活の中で、地域やコミニュティーのために働き地域に生きるのも一つである。
日本を出て世界の貧困国で活動するのも一つであろう。
ここでも「自分に正直」に生きる事が大切になる。

自分に正直になるとは:
例えば夜道を歩いている自分が居るとする。
道の端に「空き缶」が転がっているのを見つけた。
この時、誰も見ていないからそのまま捨てて行く自分と、黙ってポケットに入れて空き缶のゴミ箱まで持って行く自分。
貴女は前者?後者?
これが自分に正直になるという事である。

誰も見ていないことはない、たった今自分が見たではないか。
見てみないふりをする自分は「悪」の自分、黙って拾ってゴミ箱に入れる「善」なる自分、どちらも自分である。

見返りを求めた救済では、老後の面倒は見てもらえない。
何も求めない救済こそ、自分のためにする「生き方」である。

昨今、ボランティアといわれる活動は数限りなくある。
しかし、全てが是ばかりではない。

悪徳組織の団体も多く見受けられ、世界の「助けたい」と思う心を踏みにじっているのも現実である。

今回は、ラムチェ村のモデルハウスの着工を目前にし、「自分の心の整理」をしてみた。





ネパールで見る「カラス」
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スワイアブナートのタルチョー
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今が盛りのジャカランダの花
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井戸の外からとネパールの習慣は当面割愛させていただきたい。






では次回「ネパール通信」まで。



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  1. 2016/05/08(日) 17:10:45|
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プロフィール

筋田 雅則

Author:筋田 雅則
20代半ば、岐阜県山岳連盟の
カシミール遠征隊へ招聘
その帰り、初めてネパールへ立ち寄る。

その後、ネパールの同宿の山仲間と、
「学校づくり」を開始し約30建設
ネパール支援を何十年も繰り返し、
定年退職後、ネパールへ移住。

現在はカトマンドゥ在住、
ラムチェ村を中心にボランティア活動を行う。

ブログでは、ネパールでの
ボランティア活動報告を通して
生きた現地情報をお伝えしていきます。

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