ネパール通信

ネパールでのボランティア活動報告を通して、生きた現地情報をお伝えします。

ひたすら「耐える」のみ

11月25日(水) 天気:晴れ 気温19℃ 湿度55%


今回は、燃料の途絶えたネパールでの生活実態をご紹介し、日本のみなさんが元気になっていただければ幸いである。
だけが高いネパール人ではあるが、今日(24日)もサンガの街のトランスが故障して、
午後2:30から停電状態にもかかわらず「何か問題なのか?」と言いたげな人々の動きである。
1週間掛かるのか10日掛かるのか全く???状態である。
こんな中でも政府への不満からストライキやデモが実施されている。

化石燃料が配給されない今となっては、電気に頼る以外方法はないのが街に住む人々の考えであるが、
その電気が無い事がさほど大きな問題とならないのは、無くても他の方法があるからである。
つまり、薪を燃料とするのである。
街でも家の外に出て、薪で食事の準備をする。
しかし、レストランではメニューを変えて「これしか出来ない」と言ったメニューを提示しているから凄い。
(チベット料理店のギリンチェなど)

私はこうした原始的な生活を「苦」とは思わないどころか、結構楽しんでいる。
時間的に制約のある旅行者にとっては、悲劇でもある。
通常の数倍の値上がりに「驚く」人も多いが、それでも無いよりはましと考えなければやっていけない。
電気・ガス・ガソリンの途絶えた日は、ネパール製の「練炭」で細々と自分の料理を作っているのが現実である。
我が家(銀杏旅館)にはソーラーシステムによる電気はあるが、それでも4~6時間が限度である。
跡は「真っ暗闇」となるので、さっさと寝てしまう。

今日は、昼前にご飯を炊いて「おにぎり」を8個ほど作って保管。
練炭で「サトイモの味噌汁」を作ってこれも保管。
食事の時には、練炭で「だし巻きたまご」を作って食べる。
こんな、生活である。
この配信も、カトマンドウまで出てきてのは配信である。

さて、みなさんにとって電気・ガス・ガソリンと言った燃料は「空気」と同じように、
何時でもあるものとお考えであろうが決して「何時でもある」ものでは無い事を知っていただきたい。
自然エネルギーであれば「循環型」の燃料が可能であるが、化石燃料はいづれ「無くなる」物と考えていただきたい。
そればかりか、大きな大気汚染になっている事を知っていただきたい。(CO2汚染)

その時になって「慌てても」問題解決にはならないばかりか、「暴動」すら起きかねないのが今の日本である。
ではどうすれば・・・・
各家庭での対応を考えていただきたい。
ちょっと前に「地震時」の対応で、非常食や非常用燃料などが販売されていたが、「とにかく冷め易い」のが日本人である。
一時期は「わっと!」騒ぐのだが、継続しないのである。
残念な事である。

例えば1日を極力「電気・ガス・ガソリン」を使わない生活をして見る事である。
電気で得る「灯り」は天然の蝋燭(蜜蝋)か、植物性のオイルで「灯り」とする。
ガスは薪で料理の出来る設備を一考しておく。
ガソリンは自転車などを使って移動してみる。などなど・・・・
やってみればそれなりに「形が」判る。
考えているだけでは「何も出来ない」のである。

日本の忙しい中にあって、365日の内1日はそんな日を作って見たらどうだろうか?
ここでは、否応なしにそれを押し付けられている。
案外出来るものである。





今が盛りの「桜の花」
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銀杏旅館での「薪」を使った料理
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旧銀杏旅館の解体作業現場
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バスの屋根に乗っての移動風景
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井戸の外からとネパールの習慣は当面割愛させていただきたい。





では次回「ネパール通信」まで。



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  1. 2015/12/08(火) 18:03:32|
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プロフィール

筋田 雅則

Author:筋田 雅則
20代半ば、岐阜県山岳連盟の
カシミール遠征隊へ招聘
その帰り、初めてネパールへ立ち寄る。

その後、ネパールの同宿の山仲間と、
「学校づくり」を開始し約30建設
ネパール支援を何十年も繰り返し、
定年退職後、ネパールへ移住。

現在はカトマンドゥ在住、
ラムチェ村を中心にボランティア活動を行う。

ブログでは、ネパールでの
ボランティア活動報告を通して
生きた現地情報をお伝えしていきます。

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