ネパール通信

ネパールでのボランティア活動報告を通して、生きた現地情報をお伝えします。

災害と燃料不足の「ダサイン」でも民は・・・

10月24日(土)天気:曇り 気温:20℃ 湿度:55%


10月23日午後8:30久しぶりの余震である。

さて、ネパール最大のお祭りである「ダサイン&ティハール」が、いよいよ始まった。
ここネパールでは最大のお祭り「ダサイン」には、街に働きに来ている人々は一斉に村へ引き上げて行く。
バスの屋根にまで一杯の乗客を乗せて・・・・

しかし、ガソリンもプロパンガスも不足している中での帰郷である。
このまま燃料がインドから入って来なければ、カトマンドウは言うに及ばず多くの街では生活が出来ない、
なぜなら、薪で食事を作る事が出来ないからである。
では電気ならと考えるが、何時でも来ている電機ではない。

現在の停電時間は、ダサイン前まで1日約7時間~8時間であったが、これから、停電時間は長くなって行く時期である。
しかし、お祭りの期間は前日通電している、不思議な国である。

空っぽになったカトマンドウのタメルでは、観光客はおろかネパールの人もその姿をみなくなり、閑散としている。
こんな時に来られる観光客は、きっと「唖然」とされるに違いない。

燃料が無くては、勤めている者、働いている者にとって「お茶の一杯も飲めない」のでは、働く事もままならない。
中国からは2つの国境の道路を修理して燃料を送ってもいいと言ってきているが、
それをすればインドは一切の物資をストップするとネパールを脅している。
それでもネパール人は「困った!」とは言わない。

本当に1滴のガソリン・プロパンシリンダーの底がついた時に「困った!」と言う。
しかし、その時には時既に遅し、対策が打てない時期になっている。
予測して準備する事が出来ないのである。
つまり、「危機管理」が全くないのである。

銀杏旅館でもネパールの練炭?(消し炭で作る)を冬のために準備しようとバネパの街に出かけたが、
2時間ほど探し回ってやっと50個ほどをかき集めた次第、燃料は早めに集めないと「寒い冬」を過ごすことになる。

山村では全く必要ない燃料でもある。(昨今ではお茶を作る時だけプロパンを使うようである)
街だけが必要な燃料。
車を持つお金持ちだけが、必要な燃料である。
観光客は全く動けないし、生活できない状態が予想できる。

国際線の飛行機すら、帰りの燃料補給が出来ないと路線を停止している中華航空のような航空会社もある。
飛行機で飛行場へ下ろされた観光客は、タメルあたりまではシャトルバスで移動できるであろうが、
その後は自力で移動する事になる。
こんな状況は一体何時まで続くのだろうか?

我々が村へ入った場合にでも同様である。
蒔きで食事の準備をする事になる。
しかし、これはこれで若い学生さんたちにはいい経験になる事であろう。
このダサイン&ティハールを終えて、村から戻った時に今まで働いていた店や会社が存続していればOK
しかし燃料の都合で会社を止めなくてはならない会社も出て来るのではと心配している。

ここでは、極普通に「突然」会社や店を止める事が多いのである。
消費者物価は「どんどん値上がり」するばかりである。
野菜や肉、日用品までもが値上がりしている。
一番の値上がりは、やはり燃料関係の商品である。
国策で何とかなるものであればいいが・・・・




3日ほど前にカトマンドウへ行った折見かけたビル病院前の捨てられた病人?(生きていれば?)IMG_0660.jpg


ダサインで食べる「豚」の描いた風景
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崩壊したままの家
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銀杏旅館故郷へ向かうバス
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プロパンから薪に変えて商売する店
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冬のサンガの景色(雲海)
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記は学生さんたちによる募金活動のお知らせです。

お近くのみなさんは是非ご参加ください。

《お知らせ》

「ネパール現状報告会&仮設校舎建設に向けて」

11月8日(日)
場所:あんさんぶる荻窪(荻窪5丁目15番13号)第2会議室
開場:13時
スタート:13時30から15時
料金:500円(チャイ、ビスケット代)
事前申し込み(当日は申し込みがなくてもご参加いただけますが、人数把握のた

め事前申し込みにご協力をお願いいたします)
申し込み先:tap.smilefor.nepal@gmail.com 

協力:早稲田大学サークル Japan Asia Network





井戸の外からとネパールの習慣は当面割愛させていただきたい。




では次回「ネパール通信」まで。



HPのご案内
http://gifu-nepal.jimdo.com/
Ichyo Group Sujita




















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  1. 2015/10/26(月) 20:14:36|
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プロフィール

筋田 雅則

Author:筋田 雅則
20代半ば、岐阜県山岳連盟の
カシミール遠征隊へ招聘
その帰り、初めてネパールへ立ち寄る。

その後、ネパールの同宿の山仲間と、
「学校づくり」を開始し約30建設
ネパール支援を何十年も繰り返し、
定年退職後、ネパールへ移住。

現在はカトマンドゥ在住、
ラムチェ村を中心にボランティア活動を行う。

ブログでは、ネパールでの
ボランティア活動報告を通して
生きた現地情報をお伝えしていきます。

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