ネパール通信

ネパールでのボランティア活動報告を通して、生きた現地情報をお伝えします。

ネパールでの「癌」治療

6月4日(木)天気:曇りのち快晴 気温:昼間はめちゃ暑い 湿度:?

今回は、ここネパールに於ける「癌」の治療状況についてお伝えしたい。
人口、2800万人と言われるネパールであるが、ネパールに数少ない「癌」専門の病院となると、
ここチトワンの国立がんセンターが有名である。

さて、今回は私が通院している「がんセンター」での1日をお伝えしたい。
早朝5:30
起床(屋上の蚊帳の吊った簡易ベッド)し、朝の美味しい空気を腹いっぱい吸い込む。(適当な風も吹き、快適な寝心地である)
シャワー(水の)と洗顔を済ません、ミナの準備したお粥を食べコーヒーを入れて一日の始まりである。
ゆっくりと朝日の昇るのを見ながら飲む本格コーヒーは、抜群に旨い!

6:30 
病院で必要な書類を一つのバッグに入れて「いざ出陣!」
本来の入り口ではなく反対側の入り口から行った方が「放射線治療」をする病棟に近いため、裏口入門となる。
そこへは10分程で到着するが、道々にはいろんな花々が咲いていて楽しませてくれる。(時計草・おじぎ草などなど)

6:45
「放射線治療」病棟のドアーの前には既に5~7人の順番待ちの人々が待っている。
それぞれの「放射線治療計画」の種類には決められた時間がマジックで記載してあり、
大体その時間に受付の机に置いて行くと「技師」が来てそれぞれの名前を呼び出し治療室へと案内する。
そこでも、10名くらいに順番があり、当方はその技師とは日本人と言うこともあり、
面識もありお茶も飲んだりしているので何時も一番早く名前を呼んでくれて、治療室へ案内してくれる。

7:00
やはり一番先に「スジタマサノリ」と呼んでくれて「こっちに来て待っていなさい」と言ってコンピューターのセットをしてから
治療台に案内してくれ、位置決めを行い(最初に何処を治療するのかをタトゥーでマーキングしてある)約4分ほどで完了。
既に次の人が治療台に横で待っている状態であった。
これで、今日一日は開放!
とは言っても猛暑の中、さっさと家路につく。

これから食事の準備をして11時ごろにブランチを食べ午後7:00には夕食の準備となる。
ここでも結構美味しい料理を作って食べている。
昨日などは、ここの大家さんと一緒に「日本のカレー」を作って食べた。
初めての味だが「旨い・旨い」を連の発、ここでもいい交流が出来たようである。

ここチトワンがんセンターの出来る前には、約25年前日本の農業支援により
広大な土地に「マンゴーやライチの植林とお米」の作り方などの指導をして今では「大きな森と広大な田んぼ」となった。
さらに、毎晩のように村人との交流会を開催して、日本の映画やスライドさらには運動会などもやったそうである。

こうして村人との関係改善に努めたと、ここの住民たちは言っている。
この果物の収入でこの街がかなり潤っている事はたしかである。

今でも日本人の作った家が3棟ほど残っていて、使われているそうである。
しかし、中国の建設したこのがんセンターの事はどうもあまり喜んでいないようである。
原因は、中国人は建設工事に中国から連れてきた中国人を使いネパール人を使わなかったので、
村にお金は一銭も入らなかったと怒っていた。
病院の中の機器類は全てネパール政府ががいこくの支援で揃えたものであるとの事。
中には寄付された物(機器)もあるようだが少ないとの話であった。
こうした生活環境で残りの1ヶ月間を「がんばり」ます!

                             
今間借りしているゲストハウスの中と外の様子
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               感謝とおねがい

ネパールにおける4月25日・5月12日の2度に亘る地震の被災地、
ラムチェ村の復興支援はまだ復興計画は始まったばかりです。
もちろん、政府の動きはいまだ無く、我々民間レベルでの動きです。
震災当時のネパール支援に対し、日本全国又は海外在住の日本人の方など、
多くの皆さんの「心を集結」させていただき、本当にありがとうございました。
まだまだ先の長い活動となります。
これからも暖かく見守っていただければ幸いです。

ネパールの被災地でも、その被害の最も悲惨な「ラムチェ村」の復興開始時期を「余震の終った時点」と定め、
それまでに子供たちが「学校へ通える環境整備」を整えたいと考えています。
具体的には一時的集団転校に依る「寄宿舎」の設置です。
同時に、学校の修復を開始し「質素でも雨露のしのげる学び舎」を目指し行動を開始します。

さらに、復興支援事務所の建設を行い「現地訪問」の出来る環境を整備いたします。
尚、こうした支援団体をネパールで集結して大きな力とし、復興支援をするために、
多くの団体・個人の参加を心よりお待ちしています。
支援金の振込み先は「岐阜ネパール会」のHP「お問い合わせ」から事務局へお聞き下さい。
よろしくお願いいたします。    すじた


井戸の外からとネパールの習慣は当面割愛させていただきたい。








では次回「ネパール通信」まで。



HPのご案内
http://gifu-nepal.jimdo.com/
Ichyo Group Sujita



















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  1. 2015/06/05(金) 19:31:35|
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プロフィール

筋田 雅則

Author:筋田 雅則
20代半ば、岐阜県山岳連盟の
カシミール遠征隊へ招聘
その帰り、初めてネパールへ立ち寄る。

その後、ネパールの同宿の山仲間と、
「学校づくり」を開始し約30建設
ネパール支援を何十年も繰り返し、
定年退職後、ネパールへ移住。

現在はカトマンドゥ在住、
ラムチェ村を中心にボランティア活動を行う。

ブログでは、ネパールでの
ボランティア活動報告を通して
生きた現地情報をお伝えしていきます。

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