ネパール通信

ネパールでのボランティア活動報告を通して、生きた現地情報をお伝えします。

ネパールの病院・・・・

2月9火(月)天気:快晴 気温:12℃ 湿度:55%



今回は、ここネパールに於ける病院についてお伝えしたい。
10ヶ月前に「ききょう:肺が萎んでしまう」病気?になり、ドリュケルホスピタルに1週間ほど入院した事は、
以前の通信でもお伝えしたが、その中身については記載していなかったため、
今回、がん検診に病院に行った折に「これをお伝えしなければ」と考え、ここに記載する事とした。

一般的には「個人病院」もあり「総合病院」もありで、街においては何ら問題は無い。
山村での病院は皆無であり、あっても「診療所?」程度しかないのが普通である。

さて、以前、日本の定期健診で「がんかも知れない」と言われて、検査をしますか?の医者の質問に
「しません」と答えてネパールへ来た。
その事もあり、多少心配でもあったが「ついで」でもない限り検査だけで行くのは??と考え今日に至っている。

ミナから「病院から定期的に肺の検査をしなさい、と言われているのでそろそろ行った方が良いよ。」と急かされて
「では行ってみるか?」程度の考えで病院に出かけた。

ここネパールでは、初めにカルテを記載するノートを30Rs程で購入してから、診察がはじまる。
1:診察を受ける順番待ちで、約1時間は椅子に座って待っている。
  もちろん事前に先に購入したノートを受付に置いておく事を忘れてはならない。

2:医者に何処が悪いのかを伝えて「診察がはじまる」がこれ がなかなか「いいかげん」な感じの診察で、
  ノートに病名と処置を記載して検査をする処置依頼書に記載して、それを患者が持ってレントゲンなり、
  血液検査なり、CTスキャンなりに出かけるのだが、その前に「お金を支払った」と言うスタンプを貰ってから、
  出かけるが投薬だけであればこれで終わりである。
後は薬を飲んで一定の期間経過した後、再度診察を受けに来ると言った事が繰り返される。

3:ここでも順番を待つ長いラインが出来ていて、この分だと今日中には無理かもと考え翌日に廻す事もある。

4:検査や撮影をしてもらって、そのレポートを貰うのにまたまた1時間程度は待たなくてはならない。

5:レポートを持って再び診察室で医者の問診があり、手術が必要であれば、
それに使う薬や機材を事前に個人が購入(医者が書いてくれる)

6:手術などが不要の場合には、購入する薬を「購入用紙」に書いてくれる。

7:それら必要機材を購入して手術の順番を待っている。

8:看護婦さんに呼ばれて手術室に入るが、これが手術台があるだけで、これと言って普通の部屋と変わりが無い。

  余談ではあるが「sujita:スジタ」と言うのはここでは「女性の名前」で、
  呼ばれた私が出向くと「お前じゃない!」と言って追いだれた事も度々。

9:購入してきた薬や器具を看護婦に手渡し、いざ手術台へ・・ ・「どきどき」である。

10:日本の床屋さん程度の手術台に乗って待っている時間の長いこと長いこと。

11:肺の病気の時には、医者が全員、若い先生ばかりで「みんなにこにこ」しているのには
   「何か複雑」な感じがしたものである。
   この病院では日本のような年寄りの先生は全く見ないが、時折委員長先生などが見回りに来ると
  「すばらしいヒゲ」の先生で、貫禄のある体格の先生が、多くの若い先生を従えて巡回診察に来る。

12:無事手術の経過もよく、退院となっても数ヶ月毎の検視は必要である。


こうした時間は、日本では考えられないような時間が経過するが、ここでは普通であり、
特にすることも無い人々ばかりなのか、焦って早くやろうとする人は全く居ない。
このあたりは日本の老人の病院通いとよく似ている。待たされても怒らない。

これがネパールでの病院での動きであるが、日本のように案内はいっぱい書いてあるも、
全て「英語とネパール語」であり、当方はミナが居なければスムースに病院内を行き来出来ないことは言うまでもない。






「歯医者」での治療風景
IMG_4441.jpg

IMG_4462.jpg





病院に行くまでに出会う家畜たち
IMG_4449.jpg






病院内の診察の受付を待つ人々
IMG_4455.jpg






薬や機材の購入窓口
IMG_4456.jpg





病院の様子
IMG_4461.jpg

IMG_4460.jpg





「ネパールのすずめ」
何処か間の抜けた姿に見えるのは、頭の色が グレーなためである

IMG_4452.jpg







【井戸の外から】

最近日本の若者とお話しする機会が多くなり、いろんな考えで海外に出かけてきている事がわかる。
ある若者は「幸せとはなんだろう?」を探しに来たり、これからの自分の夢の実現に
何らかの参考になる物事を探しにきたりとさまざまである。
しかし、一点一様の「幸せ探し」には幾分無理もある。
夢は何処まで行っても夢であり、現実化するための手段を選んでいては何も出来ない事になってしまう。
夢の実現には手段を選ばず(他人に迷惑のかからない、悪いことさえしなければ)
なんでもするくらいの考えで進めなければ、何時までも実現はできないであろう。






【ネパールの習慣】

兄弟で話しをしている時には、我々が聞くと「怒っている」かのように聞こえるが
実はそうではなく「会話を楽しみながら」話しているとのこと。
また日本人の会話をネパールの方が聞くと「怒っている」ように聞こえるそうである。
文化の違いから来るイントネーションの使い方も相当に違うようである。










では次回「ネパール通信」まで。



HPのご案内
http://gifu-nepal.jimdo.com/
Ichyo Group Sujita
















スポンサーサイト
  1. 2015/02/26(木) 16:09:54|
  2. ネパール通信
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<自由ってなんだろう? | ホーム | 唖然!を幾つか・・・>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://nepalnepal.blog25.fc2.com/tb.php/246-036b39f9
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

筋田 雅則

Author:筋田 雅則
20代半ば、岐阜県山岳連盟の
カシミール遠征隊へ招聘
その帰り、初めてネパールへ立ち寄る。

その後、ネパールの同宿の山仲間と、
「学校づくり」を開始し約30建設
ネパール支援を何十年も繰り返し、
定年退職後、ネパールへ移住。

現在はカトマンドゥ在住、
ラムチェ村を中心にボランティア活動を行う。

ブログでは、ネパールでの
ボランティア活動報告を通して
生きた現地情報をお伝えしていきます。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

ネパール通信 (323)
管理人よりお知らせ (6)

天気予報


-天気予報コム- -FC2-

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード