ネパール通信

ネパールでのボランティア活動報告を通して、生きた現地情報をお伝えします。

今日と同じ明日はない!

1月7日(水)天気:雲の中 気温:10℃ 湿度:65%


はじめに、「お正月をはさんで」ネパール通信の配信が遅れた事をお詫びしたい。
今回は、ここで活動する時に感じる「一種の空しさ」のような思いを払拭するために記載する。

寒い日本の気候とは違いネパールでは昼夜の温度差が20℃近くあるため、
朝晩だけ防寒具を着けていればさほど寒くはない。

選挙も終わり、新内閣が発足して「安部政権」が再スタートしたわけだが、
当初心配したように、投票率が今一伸びなかったが残念である。
「強い日本そして優しい日本」を早く実現してほしいものである。

さて、本題に入ろう。
現在、堆肥の普及活動を実施しているが、やはり当初考えた通り「思うようには動いてくれない」事が分かった。
発酵した「菌」に「生ごみ」を入れて毎日攪拌しなければ「酸素」が全体に行渡らないため、
「堆肥そのもの」が発酵しない。「糠みその糠床]と同じである。

ふたを開けた時に、暖かい湯気が出ていればOKだが、ほとんど何も感じられなかったため
仕方なく「野菜くずを入れて再度攪拌してください」と言って自分で始めた。
村長さんもやりだしたが、「真剣さ」が伺われない。
攪拌されないと酵母菌が死んでしまう。

3~4ヶ月も村に留まる事はできないばかりか、彼らのやる気を引き出せない事になり、
将来大きな「堆肥工場?」を作る事も出来なくなる。
ここが「踏ん張りどころ」と肝に銘じ「村長さんへ電話で攪拌依頼」を頻繁にする方法で対応することとした。


メールダラでの「堆肥の確認作業」
IMG_4247.jpg

IMG_4249.jpg





一方、1ヶ月ほど前、つまり12月の初めごろから始まったガソリン&プロパンガスのショーテージ(供給不足)は、
1月になっても解消せず、道路にはトラックやバスの長い列が道の脇に並び、渋滞を引き起こしている。
プロパンガスのボンベは、ハイウエイの脇に列を作って並べられていて、供給の順番を待っている。
ここではインドの言い値でガソリン&プロパンを購入しないと売ってくれないのである。
何とも情けない国情である。

しかし、世界的にプロパンやガソリは購入価格が下がったため、政府が値段を下げようと提案すたが、
業者が「下げない!」と言って販売を中止しているのが現状、ガソリンも同様。

ネパールの唯一の現金収入である観光事業は、天候の不順で多くの観光客が「足止め」を余儀なくされ、
本来の収入にはなっていない。
そればかりか、中国の業者の「買いあさり」がここネパールでも頻繁に起こり、
昨年まで一粒20~25Rsで購入出来た「ブッタチッタ」と言う数珠を作る「木の実」が今年は一粒90~100Rsにもなり、
108個の数珠を買うと11000Rsにもなる。

それをまとめて1000本2000本と購入する中国の業者は「買占め」を狙い、
値段を15000~25000Rsにして他の人に買わせない戦略を使うため、一気に価格が高騰してしまった。

また、コーヒーなどは反対に中国の業者が一杯のコーヒーを安くしてしまい、
当方の好きな「ちくさ茶房」のコーヒー店も困っている。
レギュラーで70Rsのコーヒーを30~25Rsにしろと「やんちゃ」を言っている中国の方を見かける。
現在の中国の方は単なる観光客ではなく「いなご」のような存在で、彼らが去った後には、何も残らない。

タメル地区にも多くの中国の店やホテルが立ち並び、中国の人で賑わっているが、従業員は全て中国人で、
ネパール人は全く居ない。
これでは、いづれネパールは中国に「食い潰される」時が必ず来る。

しかし、毎日いろいろな事件事故があり1日として昨日と同じ今日はない。
我々の活動も然りである。
ここネパールでは、特にそれを感じる。

昨日と同じだと感じるのは「自分自身の心」が灰色(グレー)になって居る時である。
その時には「アクティブな考え方になるような楽しい事を考えて、」考え方を変える工夫をする事である。
これを念頭に活動に、生活に当たって行く事が賢明であろう。
だから「各自の持つ信念」が重要になってくるのである。


近日中に「新銀杏旅館」のご案内ができるはずである。希望的観測・・・・









ビルホスピタルの前でドネーションを待つ奇病(左足が巨大化する奇病)の患者
IMG_4186.jpg






バイクにいっぱいの荷物を積んだパンやさん
IMG_4195.jpg









「新銀杏旅館」として初めてのお客さん(山口さん一行)屋上にて
IMG_4180.jpg




銀杏旅館からの展望
IMG_3920.jpg

IMG_3921.jpg

IMG_3922.jpg

IMG_3923.jpg








【井戸の外から】
元旦から日本全国で「雪もよう」の天気では、とても外へ出て行き「初詣」をする人も若干少ないのではと心配するが、
そこは善男善女の日本である。
心配をよそに、ここぞとばかりの人出とニュースで確認した。

もう一つ、最近特に顕著になってきている「日本の技術力」では世界の目が日本へ向けられている。
技術・人間性から見ても、世界が評価する日本は他に類を見ないほど優秀であり、
その技術を世界に向けて羽ばたく日も近い。

造船(潜水艦を含む)・航空機・合金・熱処理・新素材・最近では新エネルギーである水素の液化」まで完成させ、
注目の国であることを自覚すべきである。

ここネパールでは日本の立場は世界のどの国より「優れた国」との認識で多くのネパール人が認めている。
勿論EU諸国やアメリカなども同様に「技術大国日本」を認めざる得ない躍進である。
これは日本の「誉」であろう。








【ネパールの習慣】
先般カトマンドウからローカルバスでサンガに戻る時、たまたま座った座席が「女性専用」の席で、
他の女性から注意をされ座席を移動した。
混んできても女性の席には男性は座らない。しかし他の席に女性が陣どっていて、
男性は座ることが出来ず困っていると車掌さんが、
その女性に「女性専用の席に移動してください」と言ったが「ここで良い」と言って動かない。

本来は女性の席を優先的に確保するためのルールのはずが、女性が理解していないのが現実である。
長い間ここで生活していたが「初めて」の体験であった。
注意して見れば、殆どのバスに書いてあった。

IMG_4269.jpg

IMG_4271.jpg











では次回「ネパール通信」まで。



HPのご案内
http://gifu-nepal.jimdo.com/
Ichyo Group Sujita





















スポンサーサイト
  1. 2015/01/08(木) 10:32:32|
  2. ネパール通信
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<新銀杏旅館へのご案内! | ホーム | 福井の山口さん一家のネパール訪問記!>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://nepalnepal.blog25.fc2.com/tb.php/241-2fe915a5
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

筋田 雅則

Author:筋田 雅則
20代半ば、岐阜県山岳連盟の
カシミール遠征隊へ招聘
その帰り、初めてネパールへ立ち寄る。

その後、ネパールの同宿の山仲間と、
「学校づくり」を開始し約30建設
ネパール支援を何十年も繰り返し、
定年退職後、ネパールへ移住。

現在はカトマンドゥ在住、
ラムチェ村を中心にボランティア活動を行う。

ブログでは、ネパールでの
ボランティア活動報告を通して
生きた現地情報をお伝えしていきます。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

ネパール通信 (329)
管理人よりお知らせ (6)

天気予報


-天気予報コム- -FC2-

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード