ネパール通信

ネパールでのボランティア活動報告を通して、生きた現地情報をお伝えします。

災いの「根源」を正す勇気を!

11月28日(金)天気:晴れ 気温:14℃ 湿度:55%



はじめに「SAARC会議中の交通規制」があり、
今週はほと んど 一般の公共交通機関は「麻痺状態」であることをお伝えする。
停留所の変更などがあり、出て行けば極めて不便なことこの上な い。

ただ、カトマンドウ市内での会議であればここサンガまでの影響は少ないののだが、
すぐ近くのドウリュケルでの開催ではまともに影響を受け、身動きが出来ない。
生活必需品や生鮮野菜などはサンガの町にあるので問題は無い。

各国首脳が集まる会議では、こうした交通規制は昔からあり、 昨日や今日始まったわけではない。
しかし、日本ではあり得ない事である。

昨今の日本に於ける「毒蜘蛛やエボラ・エイズ」などへの対応や、
世界中で起こっている戦闘行為に対し日本国民の悪い部分「島国根性」と言った
醜いところが「世論」と言う形で出てきている。

例えば世界中で起こっているあらゆる戦闘行為に対し、
「国境無き医師団」のような動きにも、彼らは「好きでやっている」との声さえも聞く。
前回の「通信」でも記載した「ボランティアはやる人の勝手」である。との意見の方々である。

しかし、この医師団には世界の医師に混じって、日本の医師も含まれている事はご存知だろうか?
国境なき医師団についてお伝えしておきたい。(MSF紹介のHPより)

国境なき医師団(Medecins Sans Frontieres=MSF)は、
中立・独立・公平な立場で医療・人道援助活動を行う民間・非営利の国際団体である。
1971年に設立し、1992年には日本事務局が発足。
MSFの活動は、緊急性の高い医療ニーズに応えることを目的とし、
紛争や自然災害の被害者や貧困などさまざまな理由で保健医療サービスを受けられない人びとなど、
その対象は多岐にわたる。

MSFは世界各地に28事務局を設置し、主な活動地はアフリカ・アジア・南米などの途上国である。
2013年は3万6000人以上の海外派遣スタッフ・現地スタッフが、約70の国と地域で活動を行った。
MSF日本からは71人をのべ96回派遣し、24の国と地域で活動した。
MSFの活動は、ほぼすべて民間からの寄付で成り立っている。
また、活動地へ派遣するスタッフの募集も通年で行っている。
さらに、活動地の現状報告や患者の方々の声を届ける証言・広報活動も重視している。

現地に居なければ、その状況は分からないし手当ても出来ない。
それが活動の原点と考える。
その意味においては、私たちの活動も同じである。

彼らは地球そのものが舞台で活動している団体であり、
戦場であれ汚染地域であれ「災いの根源」を正すと言う「信念」の基に活動している。
そこには、「命の補償」などという「俗世界」の考え方はない。
ただ「根源を正す」これだけである。

ボランティア元年と言われて久しい「阪神淡路大震災」から、
既に20年が経過しようとしている現在、「ボランティアの何か」が変わってきている気がする。
災いの根源に行く前に「命の補償」を議論する「時間的余裕など」ない!
刻々と災いが襲い掛かっているのである。
何もしないでただ見ているだけの、国になって欲しくはない。

さらに、エボラの対応も「目に見える毒蜘蛛さえ通す」入国管理の国なのに、「見えないウイルス」が防げるはずもない。
何も無い平常時に「どうするのか?」を国会で議論して決めておき
「災害発生時」にタイムリーな支援の出来る国にして欲しいものである。

戦争に行く窓口ではない。(中にはそんな馬鹿な輩もいたが・・・)
発生地域での活動に全力を尽くす事こそ真っ先に必要な事であろう。
アメリカからは「もっと多くの国からの支援金や医師の派遣を」と呼びかけがあり、
何が出来るのかを議論している暇などない。
遅い決断ではやっている行為の意味が半減する。
日本はタイムリーな救援活動が望まれる災害復旧活動は「得意ではなかったのか?」

選挙で忙しい事は分かるが、消え行く命に時間はない。
何とも、はがゆいばかりである。
こうした協力に慣れないと日本は、世界の一流には決してなれない。
少し愚痴になったが、情けない話は疲れるばかりである。

日本国内で頻繁に起こる「地震」も新たな地域で発生している。
ここネパールでは近年天候の不順が続いている。
ダサインを終えた時期に雨が降ったり、曇りの日が続くのは過去殆ど例が無い。

何かが変化している事が分かるのだが、どんな「災い」なのかは見えない。
そのためにも・・・・
添付写真は「癒し」になれば幸いである。

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【井戸の外から】

*私自身が、いろんな意味で「焦って」いる。

*特に急速に進む「円安」は年内には150円:ドルになる勢いで、 留まる事を忘れたかに思えるほどである。

*中韓の問題などにかまけていては、本来やらねばならない事が出来なくなる。

*日本の足を引っ張る彼らは「置いておいて」先に進める事が山ほどある。

*某二ヶ国を除き多くの国から支持されている現政権に対し、選挙後の政府に 大いに期待したいものである。





【ネパールの習慣】

お金を渡して買い物を依頼すると、催促するまで「おつり」は返さない。
例え何千ルピーあっても同じである。
買い物だけではない、彼らにお金を預けたり握らせたりすれば「返してくれ」と言わない限り返さない。
さらに、1万ルピーも持たせると必ず「お札を勘定」を始める。
財布を持った事の無い(大金を持った事の無い)彼らは、紙幣をく「しゃくしゃ」にしてポケットに入れて持ち歩き、
頻繁にお金を落とす。
山岳民族の特徴かもしれない。
当方も結構お金を拾った経験がある。
だから、持たせないのが賢明である。










では次回「ネパール通信」まで。



HPのご案内
http://gifu-nepal.jimdo.com/
Ichyo Group Sujita
















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  1. 2014/12/03(水) 11:57:46|
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プロフィール

筋田 雅則

Author:筋田 雅則
20代半ば、岐阜県山岳連盟の
カシミール遠征隊へ招聘
その帰り、初めてネパールへ立ち寄る。

その後、ネパールの同宿の山仲間と、
「学校づくり」を開始し約30建設
ネパール支援を何十年も繰り返し、
定年退職後、ネパールへ移住。

現在はカトマンドゥ在住、
ラムチェ村を中心にボランティア活動を行う。

ブログでは、ネパールでの
ボランティア活動報告を通して
生きた現地情報をお伝えしていきます。

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