ネパール通信

ネパールでのボランティア活動報告を通して、生きた現地情報をお伝えします。

わんぱく坊主はこうして出来た

7月4日(金)天気:晴れ 気温:24℃ 湿度:68%


今回は、自分なりに、なぜネパールでの生活になったのかを振り返ってみた。

小学校・中学校と勉強とは全く縁の無い生活をしてきた私である。
しかし、学校へ行かなかったわけではない。
休まず登校していた。

にも関わらず成績は何時も「どん尻」を確保していた。
どちらかと言えば学校は「好き」であった。

幼稚園の当時、3つの幼稚園を代わった事を記憶している。
つまり「退園」させられたのである。(暴れん坊で・・)
満州からの引き上げ者で、貧乏だったため、親が忙しく面倒を見れなかったのである。

4~5歳のころ(幼稚園児のころ)、やくざの息子と喧嘩をして
傷まるけになって夕方帰宅した「わんぱく坊主」の私に、父親から

・負ける喧嘩ならするな!
・するからには必ず勝って来い!
・自分より弱い相手と喧嘩するな!
・痕の残る傷を負わせるな!

これだけ言われて、岐阜市西野町の電停近くにあったバラック(貧相な家)の前に立っている「青桐の木:今もある」に
一晩中、縛り付けられて居た事を、今でも忘れない。
秋ごろだったと記憶している。
16歳ころまで岐阜市内で生活をしていた。

でも、「勉強しなさい」とは一言も言われた記憶がない。
だから勉強ができないわけではなく、嫌いであったのは確かである。

そして、強くなるために武道(柔剣道)を始めるようになった、と認識している。
お陰で「喧嘩」は益々強く、勉強は???となり、学校では問題児でもなければ、嫌われていた覚えもない。
結構みんなと楽しく、よく遊んだ。

こんな悪ガキ時代があればこそ、暴力などの抵抗勢力に対する身体・精神力の備えが出来た事は事実である。
しかし、仕事の場は別である。

これは、腕力や体力の及ばない「辛い」職場で、よくも44年間も我慢できたものである。
そして、今の自分が「しなければならない事は」と考え、ネパールに飛び込んだ。

先般もカトマンドウの旧王宮の通りで、
接触事故で「中国やくざ」がネパール人のタクシードライバーを殴っている場面に遭遇したが、
今までこんな暴力はなかった。
警察は見ているだけである。???

ここネパールから見た日本の動きに、少しの安心を感じながら「やっと痛いと言える国」になれそうである。
「今、世界は理不尽な暴力に満ちている」
だまって居ては全てを失う時代である。
非暴力を唱えても、相手は暴力を止めてくれない。
日本が非武装を唱えれば、周辺諸国は喜ぶ国が多いはずである。
ここで、イデオロギーを議論するつもりは全くない。

しかし、インドのマハトマガンジーの環境とは全く違う今の日本の環境を、認識していただきたいだけである。

ここネパールでは、インドと中国の巨大大国に挟まれ、ネパールの意見など聞くと言う姿勢は双方とも全くない。
無抵抗状態であるが、巨大大国同士の力のバランスでかろうじて国を維持しているのがネパールである。
双方の顔色を伺いつつ、如何に多くの支援を取り付けるか、だけである。

叩かれても「痛い」と言えない日本にはなってほしくない。
だから叩かれない日本になればいい。

弱い者を苛める国にはなってほしくない。
だから最小限の国を守るための武力と、弱い国を救える経済力のある強い国になればいい。

出来れば、利権でなく、世界が一つの目的に向って協力できる「仕事・切っ掛け」を創り、
宇宙船地球号の乗組員として、共に生きたいものである。

こんな事を考えて、ここネパールでの活動をやっている毎日である。

明日も、メールダラへ運ぶ学校建設材料を買い付けと搬送作業に追われるが、この時期は昨年同様「雨」に悩まされる。
でもやるしかない!
でないと、学校建設の仕事が進まない。

3日ほど前に現地から「もう材料が無い」と連絡があったばかりである。
ネパールではこの時期が建築のシーズンである。
なぜなら、停電時間が1年で一番少なく、家や建物を作るのにはどうしても「水」が必要になる。
セメントは特に水を必要とするため、この雨季にやれば雨も味方をしてくれる。
だから建設ラッシュなのである。
我が家「銀杏旅館」の建設も例外ではない。

今回は、昨今の日本のニュースを見ていて「どうしても伝えなければ」
と感じ「通信」にさせていただいたが、私の思いを理解していただ
ければ幸いである。












銀杏旅館の前で遊ぶ「子豚」(以前勘当した太郎が噛み付いた子豚)
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現在の「新銀杏旅館」の建設状況
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では次回「ネパール通信」まで。



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プロフィール

筋田 雅則

Author:筋田 雅則
20代半ば、岐阜県山岳連盟の
カシミール遠征隊へ招聘
その帰り、初めてネパールへ立ち寄る。

その後、ネパールの同宿の山仲間と、
「学校づくり」を開始し約30建設
ネパール支援を何十年も繰り返し、
定年退職後、ネパールへ移住。

現在はカトマンドゥ在住、
ラムチェ村を中心にボランティア活動を行う。

ブログでは、ネパールでの
ボランティア活動報告を通して
生きた現地情報をお伝えしていきます。

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