ネパール通信

ネパールでのボランティア活動報告を通して、生きた現地情報をお伝えします。

緊急報告 「入院させていただいて」はじめて見えたもの・・・

4月19日(土)天気:快晴 気温:22℃ 湿度:40%


今回は、去る4月12日から1週間の入院を余儀なくされた私自身の健康問題をみなさんにお伝えしたい。

当初、「ひどいめまい」に数回襲われ、最後に「大きなくしゃみ」で骸骨:がいこつが破損。
呼吸が困難になった。
これは以前にも経験があり、2~3日で完治すると確信していた。
しかし「痛み」は無くなったが呼吸困難なのは同じままで、正に酸欠状態が4日間ほど続いた。

「これは今までの体験ではない」と感じ、パトネちゃんに「バネパの病院」へ連れて行ってもらい診察を受け、
X線写真を撮り点検した結果「右肺」のパンクが判明。
直ぐにその足で「ドリュケルホスピタル」の救急患者専用の入り口へ駆け込んだ。


病院到着から僅か2時間半ほどで「手術」に入り、
部分麻酔で肋骨の間にチューブを30cmほど入れ込んで行く手術で、
「ちょっと痛い?」かもとのドクターを信用せざるを得ない私の立場は「正にまな板の鯉」の心境。

しかし、「痛いものは痛い」結構大きな声で痛いのを訴えたがお構いなしに「ぐいぐい」チューブを差し込んできて、
約15分ほどで完了。
右のわきの下からチューブが出され、1mあきほどの長さのチューブの先には2ℓあまりのポリタンクが下がっていた。
これから、このタンクとは好き嫌いに関わらず寝食を共にする事となるのである。

ほとんど入院する準備のしていなかった私に、看護婦さんが「問題ない」と勇気付けてくれたが、
この看護婦さんが後から「地獄の鬼や天国の観音様」に見えて来るから不思議である。

手術を終え、車椅子で「ポストオペレーテッドルーム」へ運ばれ、
痛み止めのタブレットと、一番嫌な「注射」をされて、ベッドに掘り込まれた。
お隣さんも「緊張」しっぱなしで、話どころではなさそう・・・・

しかし、2日目ともなると多少体力も戻って来て、回りを観察する元気が出てきた。
この病院では看護婦さんの数が「めちゃめちゃ多い」のが目につくが、
半分は研修生とか看護学生の実習などで、
1日の内早朝5:30から午後9:30まで、2時間毎に「脈拍・体温・血圧」を測定してくれる。

それに加えて、正規の看護婦さんによる注射や点滴交換・ベッドメイクや患者の爪きり・
体の汗も拭き取ってくれるから「ありがたい」事この上ない。

7人ほどの患者の部屋に常時3人の看護婦と学生の研修生が入り混じった状態で、
結構混雑に感じたが、時が経てば慣れて親しみすら覚えるようになるから不思議である。
いやいやこれは、私だけではなく全ての患者(男女とも)が同じ気持ちであった事を後で聞いた。
この病院だけでなく、ネパールの病院は全て同じシステムで運営されているため、その一部を紹介したい。

はじめに、診察を受けるためのノートを購入(緊急入院はこの限りではない)し、受診する。
ドクターの記載要求した、X線やエコー・CTスキャン・血液検査などの検査を終えて、
そのレポートを持って再度ドクターに診察してもらい、
最後に「投薬」の名前と数を記入した紙切れを渡され、薬局へ行き薬を手にして終わりである。

当方の場合には若干異なり、いきなり手術から入ったため(手術に必要な機材や薬品は予め購入)
2日間ほどは購入する薬もなかった。

しかし、3日めになると痛み止めや栄養剤・点滴・酸素吸入用のチューブや点滴のチューブが不足し、
買いに走る事になった。
薬局には薬だけでなく機材もおいてあり、点滴に必要なチューブなども置いている。
しかも「安い」。
X線などは胸の写真1枚で380Rsほどと激安。

一番高いのはCTスキャンの費用で撮影代と撮影時に必要な薬品を合わせて700Rsほどあった。
これで、人間の輪切りが撮影できるのだから「安い」ものである。

入院から1週間でほぼ完治。
残りの、全ての費用を算出してもらうのに1時間ほど待って2500Rsを支払い全て終了。
総経費(ジープでの送迎や外食費用を含めて)2万5000Rsほどでまぁ~こんなもんか・・・・と帰って来た。
(入院費1日あたり400Rsほどで食事付き)

しかし、2週間後に再度完治状況の確認のため病院へ出向くが、これは特に問題ではなく、
今回のCTスキャンで別の「悪い箇所」が判明。
「肝臓」に疾患があるようである。

病院では再度入院してオペをするよう薦める方向だが、私は「漢方医療」で時間を掛けて治していきたい。
(実は切られるにが怖い)

添付写真は広大な病院全体の写真と、病棟内での私や部屋の患者と看護婦さんたちである。

今回は単に報告に終わったが、次回にはここで学んだ事を紹介したい。




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では次回「ネパール通信」まで。



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  1. 2014/04/20(日) 09:00:28|
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プロフィール

筋田 雅則

Author:筋田 雅則
20代半ば、岐阜県山岳連盟の
カシミール遠征隊へ招聘
その帰り、初めてネパールへ立ち寄る。

その後、ネパールの同宿の山仲間と、
「学校づくり」を開始し約30建設
ネパール支援を何十年も繰り返し、
定年退職後、ネパールへ移住。

現在はカトマンドゥ在住、
ラムチェ村を中心にボランティア活動を行う。

ブログでは、ネパールでの
ボランティア活動報告を通して
生きた現地情報をお伝えしていきます。

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