ネパール通信

ネパールでのボランティア活動報告を通して、生きた現地情報をお伝えします。

「空しさ」の果てに・・「何も持って逝けない」

4月8日(木)天気:快晴 気温:20℃ 湿度:44%


今回は現在の日本社会での生活で、幾ら努力しても報われない現実を踏まえて、
ここネパールでの活動を透かして観て見たい。

多くの若者(学生を含む)や現役のサラリーマンの皆さんにも幾つか「身に覚え」もあろうかと考える。
仕事で「疲れた体に鞭打って」自己研鑽に勤めるも、思うような結果が得られないばかりか、
努力しないような身近な人が昇進出世して行く不合理の数々。

しかし、それは自分を中心にして考えた場合であり、会社組織や人間関係においては至極当然の成り行きであろう。
昇進や出世を望むから「自己研鑽」するのでなく、その前にいい仕事をするための「自己研鑽」でなければ、
「空しさ」だけが残るのは当然である。
出世や昇進は「不可抗力:運が良ければ」と考えるべきである。
その方が「気が楽」であろう。

多くの人員の中で管理職たる人が、全ての人の「良い所・悪いところを理解」するのは
極めて至難の業と悟る方が理に適っている。
ではどうする!
見てもらえるよう「立ち居振舞う」だけであろう。

方法はいろいろあろうが、やはり正々堂々と正攻法で目立つ方が後に禍根を残さないであろう。
それでも「空しい」場合が多々あるのが現実である。
認めてもらう事そのものを捨てれれば、問題は無いのだが・・


ここネパールでの支援活動を遂行してくのに「避けて通れない」「空しさ」についてお伝えし、
「なぜ活動をするのか」の疑問に答えていきたい。

ここでの支援活動は教育を除けば、全てが「空しい」部類に入る。
本当の「感謝」の気持ちが伝わって来ないのが通常であり、望むべきでもない。

・物を大切にしない!(だだくさ・モバイルは別)

・停電で困っている?のに無駄な電力を使う。(昼行灯やテレビだけが動いて誰も見ていないのは毎日)

・水に困っている?のに「だだくさ」な使い方。

・「ひもじい思い」もするのに、食べ物は残したり捨てたりする。

・食器は「使い分け」しない。ボールで揚げ物などなど・・

・食べた食器は次に使うまでそのまま・・・

・嘘は何時でも・・

・時間は勝手に動いているだけ、自分が左右される事はない。

・約束はない! などなど上げれば切が無いネパールマインドである。


明日の「夢」など持てる訳も無く、「今が元気で食べ物があれば幸せ」との考え方からは「仕方の無い事」かも・・・
日本で100年掛けて発展して来たが、ここでは僅かに10年ほどで日本と同じ文明を使っている。
しかし、前記のような考え方・・・・

ではなぜ?やるのか。
感謝されない・認めてもらえない・理解されないと分かっていて・・・

「目的」を「望み」を変えれば訳はない。
富める者から貧しい者へ施しをさせて頂く・・ように。
この場合「おごり」があってはならない!
であれば、相手からの感謝やお礼は全く不要となる。
貰って頂いたのだから・・・・

「やってあげた」から「させてもらった」

「学校へ通わせてあげた」から「学校へ通ってもらった」

「学用品をあげた」から「学用品をもらっていただいた」

しかし、これにはそれまでの「過程」つまり、相手との話し合いや交流が無ければ目的はなかなか変えられない。
所詮、人生の最終章では、「何も持って逝けない」のである。
身軽になるために・・・・・・・である。

以前、「世界がもし100人の村だったら」と言う私の活動の指針ともなった「言葉」を掲載させていただいたが、
正にこの「言葉」に尽きる。
今回は自分の生き様を再確認するために記載させていただいたので、反感を抱く方も多いかと考えるがご容赦願いたい。


因みに、4月7・8日はチャイタ ダサイン(4月のダサイン)で休日???
全ての役所は休みである。これではなかなか進まないのが当然とも言えるが、
今から100年から200年前までは4月にダサインの祭りが実施されていて
夏に向かう季節に「肉類」を食べて「下痢や食中毒」を起こしていたため、
現在の 秋の祭りである、10月~11月に掛けてのダサインに変更されたようである。




「世界がもし100人の村だったら」(マガジンハウス発行)

・世界には63億人の人が居ますが、もしもそれを100人の村に縮めるとどうなるでしょう。

100人の内
・52人が女性です。48人が男性です。
・30人が子供で70人が大人です。そのうち7人がお年寄りです。
・90人が異性愛者で10人が同姓愛者です。
・70人が有色人種で30人が白人です。
・61人がアジア人です。13人がアフリカ人・13人が南北アメリカ人・12人がヨーロッパ人
 あとは南太平洋地域の人です。
・33人がキリスト教・19人がイスラム教・13人がヒンドウー教・6人が仏教を信じています。
 5人は木や石など、全ての自然に霊魂があると信じています。24人は他のさまざまな宗教を信じているか、
 あるいは何も信じていません。
・17人は中国語をしゃべり、9人は英語を、8人はヒンドウー語を、6人はスペイン語を6人はロシア語を
 4人はアラビア語をしゃべります。これでようやく村人の半分です。
 あとの半分はベンガル語、ポルトガル語、インドネシア語、日本語、ドイツ語、フランス語、などをしゃべります。
・いろいろな人がいるこの村では、あなたと違う人を理解すること、相手をあるがままに受け入れることにより、
 そしてなにより、そういうことを知ることがとても大切です。

・またこんなふうにも考えてみてください。村に住む人びとの100人のうち
・20人は栄養がじゅうぶんではなく、1人は死にそうなほどです。
 でも15人は太り過ぎです。
・全ての富の内6人が59%をもっていて、みんなアメリカ合衆国の人です。
 74人が39%を20人がたった2%を分けあっています。
・全てのエネルギーのうち20人が80%を使い、80人が20%を分けあってあいます。
・75人は食べ物の蓄えがあり、雨露をしのぐところがあります。
 でもあとの25人はそうではありません。17人は、きれいで安全な水を飲めません。
・銀行に預金があり、財布にお金があり、家のどこかに小銭が転がっている人は一番豊かな8人の内の一人です。
・自分の車を持っている人は7人のうち一人です。
・村人のうち、1人が大学の教育を受け2人がコンピューターを持っています。けれど14人は文字が読めません。
・もしあなたが、いやがらせや逮捕や拷問や死を恐れずに信仰や信条、良心に従って何かをし、ものが言えるなら、
 そうではない48人の人より恵まれています。
・もしあなたが、空爆や襲撃や地雷による殺戮や武装集団のレイプや拉致におびえていなければ、
 そうでない20人より恵まれています。
・1年の間に、村では1人が亡くなります。でも1年に2人赤ちゃんが生まれるので来年は、
 村人は101人になります。
・もしもこのメールを読めたらなら、この瞬間、あなたの幸せは2倍にも3倍にもなります。
 なぜならあなたには、あなたのことを思ってこれを送った誰かがいるだけでなく文字も読めるからです。
・けれどなにより、あなたは生きています。
・昔の人は言いました、巡り往くもの、また巡りくる、と。
・だからあなたは、深々と歌ってください、のびやかに踊ってください、心をこめて生きてください、
 たとえあなたが、傷ついても、傷ついたことなどないかのように、愛してください。
・まずあなたが愛してください。
・あなた自身と人がこの村に生きてあるということを。

・もしもたくさんのわたしたちが、この村を愛する事を知ったなら、まだ間に合います。
 人々を引き裂いている非道な力から、この村を救えます。
 きっと!





ダサインの手土産の「鶏」を持ってバスの中に・・・IMG_2636.jpg



アッサンバザールのダサインの祭りの様子IMG_2637.jpg

IMG_2638.jpg

IMG_2640.jpg

IMG_2639.jpg





バネパの町で見かけたグレートデン。ここでは珍しい。(以前、日本で飼っていた犬種である)IMG_2610.jpg







では次回「ネパール通信」まで。



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  1. 2014/04/09(水) 09:50:00|
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  4. | コメント:1
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コメント

今時の若者ってことですね!

ボールで揚げ物すること以外は今時の日本の若者と変わらないですよ(o^^o)w

わたしも、すぼらでいい加減なとこあるからわかります。

約束も守らないっていうか、忘れちゃってたりするんだと思います。

カーテンで手を拭いたり、痰を吐くのが気になるっていう記事もありましたが、私は文化の違いって面白いなー!って楽しんでみてました。カーテンで手をふくとか面白いやん!って。

たまに面倒くさがって、すぐバレる嘘ついたりするけど、責めないように聞けば、割と正直に答えてくれるし(o^^o)可愛いなーって思います。

お互いどうしても譲れないときは、ぶつかり合うと思いますが、ラマ兄弟はネパールの中でも良い子たちだと思います(o^^o)筋田さんがいないときも、いつも筋田さんに感謝してるって言ってますよ!

筋田さんの前では、態度に出さないかもしれませんが、それが本当です。

いつまでもお元気で、みんなで仲良くお過ごし下さい*\(^o^)/*
  1. 2015/04/03(金) 00:59:35 |
  2. URL |
  3. 宏美 #V1AV1hd6
  4. [ 編集]

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プロフィール

筋田 雅則

Author:筋田 雅則
20代半ば、岐阜県山岳連盟の
カシミール遠征隊へ招聘
その帰り、初めてネパールへ立ち寄る。

その後、ネパールの同宿の山仲間と、
「学校づくり」を開始し約30建設
ネパール支援を何十年も繰り返し、
定年退職後、ネパールへ移住。

現在はカトマンドゥ在住、
ラムチェ村を中心にボランティア活動を行う。

ブログでは、ネパールでの
ボランティア活動報告を通して
生きた現地情報をお伝えしていきます。

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