ネパール通信

ネパールでのボランティア活動報告を通して、生きた現地情報をお伝えします。

笑いと幸せの基準・・

3月12日(水)天気:月夜 気温:18℃ 湿度:54%


はじめに3・11から3年目を迎え、亡くなられた方々や
被災され仮設住宅・避難生活を余儀なくされているみ なさまに対し、心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。


今回は、ネパールにおける家族と親族についてお伝えしたい。
先日、解体中の家でパトネちゃんが「転落!」、約2,5mほどの転落で、
後から大きなレンガの塊が足に落ちてきたとの事。

直ぐに病院へ行くよう勧め1万ルピーを握らせてサロジ君がジープで送って行った。
レントゲンと医者の診察で、幸い「打撲」だけで骨折はなく大事にいたらなかった。
1週間も安静にしていれば直るとの事。(実際には3週間)

しかし、このニュースは直ぐにミナの村であるラムチェ村まで伝えられ、
お母さんやラスミ&アシス君、そしてパトネちゃんの「お嫁さん:ウルミラ」が知る事となった。

ウルミラちゃんは泣きながらミナに電話して来てパトネちゃんの状態を聞いてきて、分かる範囲で怪我の状況を説明。
しかし、心配でならない「お嫁さん」は「お婆さん」に話し、
自分が行けない(家の仕事で村を離れられない)悲しさを伝えたようである。

このお婆ちゃんは以前、一緒にポカラへ「慰安旅行」に行った72歳のお婆ちゃんで、
お酒の好きなとっても元気な方である。

ミナもカトマンドウのオフィスからドリュケルの病院へ直行し、途中バスから何度もパトネちゃんの具合を聞いてきた。

日にちが経過する度に、パンネちゃんの「足」の打撲も回復し、
3日目には外に出て仕事の指示をしたり、働く人の食事の準備をしたりと、
みんなが働いているのに一人だけ寝ている分けにはいかないと、出来る限りの努力をしていた。

こうした、事故があると「直ぐに家族」が飛んできて看病やら手土産を持ってくるのがネパールの家族関係で、
何とも羨ましい限りである。

事故から3日目には「お婆ちゃん」も駆けつけ、容態を確認していたが、
夕食時には全員が「顔見知り」でもあり、笑い声が絶えない夕食となった。

今は泊まる所もなく私の部屋の下のリビングでラムチェ村から働きに来ている少年(ラムチェ村の十代)たちと一緒に
休んでもらう事となったが何の違和感もなく、電気の来た時刻にはテレビを付けて再び笑い出す。
賑やかな就寝風景である。

こうした親族のあり方に接していると、私まで「安心」するから不思議である。
十代の少年たちも働きながら楽しんでいるようで、見ていて気持ちが良いも実感出来る。


一輪車で「遊び感覚」で働く子供?たちIMG_2414.jpg
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彼らの幸せの基準?が何処にあるのだろうか?
楽しみながら肉体労働が出来るネパールの少年たち・・・
家族が集まって「笑い転げる」人々の「幸せ」の基準・・・

日本とは、大きく異なるように感じるのはなぜだろう?
こんな状態の銀杏旅館にも「来客」があり、本当に申し訳ないと言うと、彼女は「これがいい」とまで言って下さった。
心の広いお客さんに感謝しきりであった。


さて、「幸せ」を感じる時はどんな時?と考えてみた。
無機質的、物欲が満たされた時なのだろうか?
それとも、精神的「愛情や楽しさ」が感じられた時だろうか?
ここネパールでは前者の物欲は、多くの人々が満たされない。
でも後者の「愛情や楽しさ」は日常生活の中に溢れている。

物欲から来る喜びでは得られない、精神的喜びがあるからネパールの人々は生きていられるのだろう。
日本ではこうした「精神的喜び」が薄らいでいるのではないだろうか。

こんな懸念は、私だけであれば幸いであるが・・・・





ここでの生活とお話が目的で沖縄から来られた風邪気味の「裕子さん」IMG_2417.jpg




サンガからの夕日DSCF0941.jpg







では次回「ネパール通信」まで。



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  1. 2014/03/12(水) 11:26:57|
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プロフィール

筋田 雅則

Author:筋田 雅則
20代半ば、岐阜県山岳連盟の
カシミール遠征隊へ招聘
その帰り、初めてネパールへ立ち寄る。

その後、ネパールの同宿の山仲間と、
「学校づくり」を開始し約30建設
ネパール支援を何十年も繰り返し、
定年退職後、ネパールへ移住。

現在はカトマンドゥ在住、
ラムチェ村を中心にボランティア活動を行う。

ブログでは、ネパールでの
ボランティア活動報告を通して
生きた現地情報をお伝えしていきます。

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