ネパール通信

ネパールでのボランティア活動報告を通して、生きた現地情報をお伝えします。

人の試練なのか?

10月23日(水)天気:快晴 気温:20℃ 湿度:55%

          ヒマラヤ全開!



今回は、ここ数週間「悩んで」きた「欲」についてお伝えしたい。
人の持つ幾つかの「欲」。
全て「持って逝けない」物ばかりである。
さらに、その欲を満たすために多くの「敵」と戦わなくてはならない事も考えた。

ブッダの教えの中で、七つの敵と言う「苦しみ」があるが、
全ての人間の持つ「敵」つまりは、病気・飢え・裏切り・嫉妬・欲・老衰・死、
これらの持つ「苦しみ」は現代社会の人々を「精神的・肉体的」に「拷問」し続けている。

では、なぜこれらの苦しみを持って生まれてきたのだろう?
神から与えられた「試練」?
これらの苦しみから逃れるためには、「裸」の自分であり、
決して自分や他人を「傷つける事無く」正しく生きる事であろう。
(嘘はつかない!)

「今自分のやっている事は・・・
この自然にとってあらゆる生きものにとって大事な事か?」
仏教の教えの中にもこうした「自分を問う」言葉があるが、
今の自分が本当にこれに「当てはまるのだろうか?」
無理である。
それほどの「行い」をしていないばかりか、
「欲」をも捨てきれない自分が「大きな部分」を占めている今、「宇宙を考えた考え方」など
「出来るはずもない」と無視しようと思えば出来る事である。
しかし、一部でもいい「自分を問う」事が出来れば・・・と考え、もう一度「宇宙」を考えてみる。

この地球の生物、つまり全ての生命体とは「微生物からはじまり、巨大な動植物に至るまで」全てである。
これは、それぞれに「役割があり全生命体のバランス」の中にあるとの考え方である。
見方を変えて、それぞれの生命体にその「生きる意味」があるのである。
物凄い数の微生物の一つひとつに「生きる意味」があるのである。
人間社会と同じように「一生懸命」生きて、生活しているのである。

人生に疲れて「生きている目的」を見失った。と嘆いている方々の多い昨今、
もし貴方が・貴女が居なかったら必ず困る人が居る・植物が居る・微生物や動物が居る事を忘れない事である。
同じ重さの「命」である事も・・・

今、私たちの「やっている支援」とは本当に「あらゆる生き物にとって大事」な事なのだろうか?
いや「違う」これは単に「自己満足」でしかない!
これは、「人にとって」のみ「大事」であり、多くの生き物にとっては「何の意味」もない。
では如何にすれば「あらゆる生き物」にとって大事なことになるのだろうか?
生き物は全てが「何かを食べて・排泄して」生きている。
植物も動物も微生物も同じである。

では、全てに関係しているものは何か?
それは「土と空気と水と太陽」であろう。
生き物にとって、「土と空気と水と太陽」は無くてはならない「糧」を与えてくれる
「自然界の給食センター」のようなものであろう。
海や川に住む魚介類や海藻にしても、「土と空気と水と太陽」の給食センターから(上流の川から)運ばれる
「栄養分」が生命線である。

その「土や空気や水や太陽」が今大変な状態になっている事は周知の通りで、
汚染や栄養不足で「作物」が貧弱なものしか採れない状況が続いているだけでなく、
餓死する人さえ居る現代社会。
一方では肥満に苦しむ人々???
大気汚染も然り、それが引いては「海」と言う大きな「ゴミ箱」に至るのだから・・・

「飲み水」などは世界中で「奪い合い」が続いている。
他ならぬ日本や韓国・中国では深刻な状態、さらにアメリカなどでは完全な商業化により
「遺伝子組み換え」の施された種子が殆どである。
そうした種子による食物が現在の世界の食糧の大半であることも知っていただきたい。

では、「土」を如何にすればこうした食糧事情を改善できるのだろうか?
利権に追いつく改善方法が見つかるとは思えない。
しかし「見つけなくては!」
それは・・・
「土」の改善(自然の力による)しかない!
「土」の持つ元の「力」を取り戻すのである。
人の数より遥かに多い微生物の「力」を借りるより他にない。

極めて微力ではあるが、少しずつ改善に向けた取り組みを始めている現状であるが、まだまだ先は長い。
前記のような「地球」の状況は決して長くは続かない。
何処かで「必ず終わりが」来る。
誰も予測出来ない「地球で生きる終わりの日」は自分たちで「引き寄せて」いるのである。

少しでも遅らせる事ができるのは「今までのやり方」を変える事だろう。
今までの生活形態を、質素に変える事に他ならない。
でも誰も出来ない。
「流されるがまま」の生き方は、自滅の道である。
「救いがあるとすれば」、誰からでもいい・・
一人ひとりが「自分で生き方を変える」事を考え実行すれば・・
あるいは戻せるかもしれない・・・

世界のバランスが大きく狂い始めている今、何時何処で戦争や略奪が起こっても不思議ではない。
戦争を起こそうと、虎視眈々と伺っている国は幾つもある。
バランスが悪すぎるのである。
戦争や略奪ではバランスは決して良くならないばかりか、より深刻な状況を作り出すだけである。

今回は、自分の考え方の整理を含めて記載させていただいたため、「愚痴っぽく」なった事をお許し願いたい。



別件報告:
現在、日本の子供たちとネパールの山奥(メールダラ村)で暮らす子供たちとの、
スカイプ交信の準備を進めている。
上手く交信出来るようになれば、定期的な文化交流も実現できると考えている。
(これは名古屋大須ロータリーのみなさんの提案で試験交信をするまでに至った。)






最近タメルに開店した日本人オーナーの「たこ焼き屋」IMG_1748.jpg


銀杏旅館へ来られた日本のお客様IMG_1747.jpg





では次回「ネパール通信」まで。



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  1. 2013/10/23(水) 12:15:18|
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プロフィール

筋田 雅則

Author:筋田 雅則
20代半ば、岐阜県山岳連盟の
カシミール遠征隊へ招聘
その帰り、初めてネパールへ立ち寄る。

その後、ネパールの同宿の山仲間と、
「学校づくり」を開始し約30建設
ネパール支援を何十年も繰り返し、
定年退職後、ネパールへ移住。

現在はカトマンドゥ在住、
ラムチェ村を中心にボランティア活動を行う。

ブログでは、ネパールでの
ボランティア活動報告を通して
生きた現地情報をお伝えしていきます。

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