ネパール通信

ネパールでのボランティア活動報告を通して、生きた現地情報をお伝えします。

フェンス&水道工事の報告

10月13日(日)天気:快晴 気温:22℃ 湿度:55%


今回は10月6日から来られたベルギーの仲間、ニック&カーレン(Niek & karen)と7日から出かけ、
工事が順調に遂行されているか?(ニックはトムクルーズに酷似)何時完成するのか?
などを調査と出来具合が目的であった。

午前7時15分予定の時刻にタクシーに乗り込み、バネパに出発。
しかし、ダサイン(ネパール最大のお祭り)が近づいているため、
カトマンドウから東へ向かうどのバスも「満員」で屋根にも人が一杯の状態であった。

2~3台のバスをやり過ごし、近くで客待ちをしていたタクシーのドライバーに
「スクテまで幾らか?」と尋ねると「3000Rsでいいよ」と言う。
途中で昼食も一緒に食べさせるから安くしてくれ!」と言っても「駄目!」と言ってきかない。
仕方なく3000Rsを支払う事でパトネちゃんに話をしてもらい「いざ出発!」
本来なら170Rs/一人の行程だが、バスの席が確保出来なければ仕方がない。

途中、昼食に「魚のフライ」が食べられる食堂?へ立ち寄り昼食後15分ほどでスクテ到着。
早速、対岸で待っている「牛乳運搬用トラック」へ吊り橋を渡って移動。

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ニック&カーレンは、私が「何処に座る?」と聞くと驚くことに「勿論荷台!」と答えさっさと乗り込んだ。
昨年のフランソワーズから「大変だよ」と言う事はきいているはずなのに・・・
若い二人ならではの選択である。


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途中の道は1年前よりは多少「良くはなった?」が、それでも仮設の椅子に安定して座っていることなど、
出来る道路ではない。

1時間後メールダラの学校の上部に到着。
トラックから降りて先生たちの待っている学校を見ると、
14~5人の子供たちと先生が作ったばかりのフェンスの中でラインを作って待っているのが見えた。
既にダサインの休みに入っているはずの学校の子供たちだが、
3分の1程度の子供たちは学校で待っていてくれたのが何とも嬉しい。

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食器や寝袋の入ったダッフルバッグを先生たちが運んでくれて
「何時ものウエルカム儀式」である「花輪」を受け取り宿泊する部屋(教室)へ入る。
その後フェンスと水道工事の進捗状況を自分の目で確認し、
最後に完成までの必要経費や工事期間について説明を受け部屋に戻った。

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ニック&カーレンは子供たちと村の散策に出かけたが、
私は「ごろん」と転がり「昼寝」を1時間ほどした後、
今期「新しく支援する子供」の制服や文房具・薬の在庫などを先生から聞き、
パトネちゃんに発注するよう依頼。
今期からは村に「テーラー」が出来てスクテやカリチョールまで行かなく出来るのが楽であった。

そこへ、先生が「牛乳は飲む?」と聞いてきたので、すかさず「飲む」と答えると
「今から絞って来る」30分ほど待っていてくれとの事。

再度「昼寝」をしていると「すじた!ミルク!」と声が聞こえ教室?から降りて行くと
「大きななべ」に3ℓほどのミルク(水牛)を沸かして持ってきて待っていた。

早速ラバーのカップ(幼児用カップ)で受け取り3杯ほどお代わりをして
「ダンネバード」と言って部屋に戻った。
しかし、これを飲んだのが午後4時近く。
午後6時には夕食のダルバートであるが、このままでは食べられないとフェンスの工事現場を見て回ったが、
それでもお腹は空かない。

仕方なく、村の散策にでかけたニック&カーレンに会いに村へ出掛けるが、姿は見えない。
「何処に入り込んだのか」分からないので、
カーストの低い家に入るため「道路の上部」にある家まで登って行った。
でもこの時期と時間では家に誰もいない。
一応、玄関?には「扉が針金でくくってある」程度で留守であった。

再び学校に戻り、数人の子供に「二人の外国人は何処へ行った?」と聞くと
一人が「一緒に探しに行く?」と聞いたのでどうするか迷ったあげく
「まぁいいか」と考え「行かない」と答えて止めにした。

すると数分もしない内に、二人が戻ってきて「とっても楽しかった!」と喜びながら
「何か牛乳の腐ったような飲み物を飲んできた」と言って話をしてくれた。
ここでは、ヨーグトを作る過程でできる「一部凝固」した飲み物を保存して飲んでいるため、
それを飲まされてきたらしい。
二人が「下痢は大丈夫か?」と聞いてきたが「問題ない」と答えたが、
ちょっと心配になり「もしお腹が痛くなったら教えてください」と言って
私が「下痢止め」を持っている事を伝えた。

ここの子供たちは、外国人に慣れていないにも関わらず、
極めてフレンドリーな対応でニック&カーレンも驚いていた。

そんなころ、パトネちゃんが夕食の準備に掛かり
「おとうさん、今日は野菜だけのダルバートだよ」と言ってきたので
「村で卵でも買ってきたら?」と言ったが「村には卵はない」
ここでは「ひよこ」にするので卵は「スクテまで下りないと買えないよ」との事。
でも美味しく作るから大丈夫と作り始めた。

ニック&カーレンは村人が食べている「ディロ」と言う
「とうもろこしの粉を熱湯で練った」彼らの主食が食べたいと言い出して、
早速先生に少し貰えないかと相談し、入手する事となったが
「作るのに時間がかかり」予定の夕食には30分ほど遅れて完成した。

でもこの時すでに外では村人が、我々の食事の終わるのを「今かいまか」と待っているのを目にして
ニック&カーレンに「外を見てごらん」と言うと「何で?」と答えたが
彼らの目にしたものは数十人の老若男女が、我々の部屋の外でまっていたのである。
「どうして?」と私に聞くニック&カーレンに「食事後の運動だよ」と言って説明すると
「あんなに沢山の人が、ここに入ってくるのか?」と驚いていた。

食事の後、実際に待ち受けていた村人が入って来たときにはさすがにサプライズ!
でも一緒にダンスに引っ張り出されて踊っている彼らは、結構楽しそうであった。

午後9時ごろには先生が「そろそろゲストが寝る時間だから」と言うと「しぶしぶ解散」し、
真っ暗な山道を帰っていった。

翌日の朝彼らが言うのには、あんなに人が入ったら部屋の床が抜けるのではと心配したそうである。
(私も本当に心配)

朝食のお茶と果物・ブスケットを食べ、牛乳のトラックを待つこと10分。
先生が今日は「新しい道が完成」したのでその道を降りて行く、
だからセレモニーの場所まで少し歩いて欲しいとの事。

10分ほど歩いて「道路の開通式」の場所に来ると既に沢山の村人がトラックを飾ったり、
線香を車に付けたりとセレモニーの準備が進められていた。

準備も終わり「いざ出発!」となったが、5~6人の男性がトラックの後ろに「ぶらさがり」動き出した???
いいのか~と思っていたら、5分もしない内にトラックは停止???
どうした?
車の後ろに「ぶらさっがって」いた男性たちが、今度は車の前方へ回って道路の石をどけながら道を作っていた。
「ぶら下がって」いた男性たちは「道路整備」の人たちであったのだとやっと理解出来た。

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ニューハイウエイの完成に喜んだのは「ぬか喜び?」初めての車が通るための「試走」であった。
ドジャーが通っただけの道には、大きな岩や木の根っこが「ごろごろ」していて、
日本の「高速道路の開通式」を考えていた私には「だってここはネパールだもん」の言葉がよぎった。




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では次回「ネパール通信」まで。



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  1. 2013/10/13(日) 08:37:29|
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プロフィール

筋田 雅則

Author:筋田 雅則
20代半ば、岐阜県山岳連盟の
カシミール遠征隊へ招聘
その帰り、初めてネパールへ立ち寄る。

その後、ネパールの同宿の山仲間と、
「学校づくり」を開始し約30建設
ネパール支援を何十年も繰り返し、
定年退職後、ネパールへ移住。

現在はカトマンドゥ在住、
ラムチェ村を中心にボランティア活動を行う。

ブログでは、ネパールでの
ボランティア活動報告を通して
生きた現地情報をお伝えしていきます。

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