ネパール通信

ネパールでのボランティア活動報告を通して、生きた現地情報をお伝えします。

誰のために・・・

9月28日(土)天気:晴れ 気温24℃ 湿度:62%


今回は、人の生きる過程(人生)におけるさまざまな困難や障害、また病や家族問題など、
生きる上で必ずと言っていいほど「ふりかかる」難問について「如何に対処」するのが良いのかを、
私なりの生き方を含めて、日本の「激流」で暮らすみなさんの一助になればと考えお伝えしたい。
若干、哲学的にもなるがご辛抱いただきたい。
さらに、公の諸問題についても今回は割愛したい。
個人に降りかかる禍について・・・

さて、一つの物事だけを捉えて「うんぬん」するのはかえって問題をややこしくすることになると考え、
全体で捉えた考え方で事例を示しながらご紹介し、ご理解いただければ幸いである。

生きる上で必ずといっていいほど起こる障害は、全て「自分」に問題があり降りかかる。
これは誰かの仕業でなく「自ら蒔いた種」が目を出したに過ぎない。
(病気すら、自分が蒔いた種や無知から起こる)

特に人の心は「諸行無常」、何時自分が蒔いた種?から出てきた問題なのかさえ分からない事が多い。
だから「他人の責任」としたい気持ちは誰にもあるが、決して他人が与えた禍ではなく、
その根幹は全て自分であると知るべきである。
では、なぜそんな禍の種を蒔いたのか?

本人の知らない内に自分の考え方が他人を苦しめ、相手の「心」を傷付けている場合が多い。
相手を憎んだり、罵ったりしても何の解決にもならないばかりか、自分が傷つくことになる。

そんな時、「自分の考え方を変える」事が最善の策である。
今までの「考え方」を捨てて「禍は全て自分の内なる刃」から起こっていると知り、
「心の刃」を無くす事こそ最善の解決策である。
相手の考え方を変える事など「出来るものでは無い」と悟るべきである。

ならば、具体的に如何に変わればいいのか?
昔から「一期一会」と言う言葉があるが、これこそ、その極意であろう。

「一期一会」とは一生に一度の貴重な出会いであり、一期は一生の意、茶道の心得から出た言葉で、
仮に何度主人と客としての関係を持とうとも、
その日の出会いは一生にただ一度だけのものと心得て交わるべき。
この考え方は、現代の複雑な社会構造の中でも十分に発揮できる。
(人こそ人生の先生である)
つまり、真剣に相手に向かい「もう会えないかも」との立場で接すれば、
必ずや後に禍を起こす事には成り得ない。

先日も、ここ銀杏旅館に「子供の衣類」を運んで下さった岐阜市の女性が
インドのブッダガヤで暮らす青年ガイド?と一緒に来られ、
静かな時とヒマラヤを見ながら・蝋燭の灯りだけで、延々と夜中の2時近くまで
「心温まる」話を聞く事が出来た。
年齢?既婚独身?しかし考え方は「自信に満ちて」いた。

生きる目的を「はっきりと自覚」されていたのである。
仏教に関わるお仕事をされているとの事。(オーナー社長)
たった2日間ではあったが、十分お話が出来た事に感謝したい。

「揺るぎない信念」こそ、人が生きる上で最も重要であり、そのことが「愛」を育むのである。
では、「揺るぎない信念」とは如何なるものか?
それは「愛情に満ちた生き方」そのものであり、誰にも負けない「自信」であろう。

学校の成績や卒業証書・修了証書・競技の勝敗ではなく、
「生き方」における「自信」が「揺るぎない信念」となる。
そのためには、多くの体験や経験を積む必要があろう。
それが「修行」という形で現在も存在し、私にとっては「自分磨き」がそれにあたると考えている。

果てのない「修行」、それが「生き方」と言う形で表現されている。
決して支援先の村人や子供たちだけが「与えてくれる」物では無い。
ここでの毎日の生活(現在は4人の子供と一緒の生活)そのものが「修行」である。

私とて「生きる目的」が無いわけではない。
しかし、漠然とである。
「自分磨き」こそ、生きる目的ではと考えている程度である。
子供たちに学校へ通ってもらうためには、その親御さんの諸問題や家庭事情を知ることが必要で、
一生懸命通訳の話を聞きながら「自分と子供を置き換える」事で「自分の成すべきこと」を考えて来たし、
これからも同じである。
もし、自分がこの子だったら・・・とさまざまな考えが浮かんでくる。

自分がこの村で生まれていたら?
自分はなぜ日本にうまれたのか?
自分のカーストが彼らと同じだったら?
自分の母親が居なくて、この村の子供だったら?
自分の父親が酒飲みで自分の稼いだお金も持って行ってしまったら?などなど、
延々と考え、ただただ考える。

辛さ・苦しさ・空腹・寒さ・体の不調・家族の不在不和などなど。
またまた考える。
そして、決断し実行。

そんな「仕事が自分には合っている」と考えている。
決して誰のためでもない。
自分のためである。
人に教えるものでもない。
ただ自分が「変わらなければ」との一心である。

最近特に「心の眼」で「話す相手を観る」ようにしている。
外見や服装で「観誤らない」ために。
相手の目はしっかり見つめていて、「耳に神経を集中」させて「話を聞く」
すると、外見や服装は見えないし話の根幹を容易に知る事ができるのである。

一度皆さんもやってみていただきたい。

下記添付資料は以前にも数回配布した「世界がもし100人の村だったら」これは、今の自分の位置が分かる。




世界がもし100人の村だったら」 (マガジンハウス発行)

・世界には63億人の人が居ますが、もしもそれを100人の村に縮めるとどいなるでしょう。
100人の内
・52人が女性です。48人が男性です。
・30人が子供で70人が大人です。そのうち7人がお年寄りです。
・90人が異性愛者で10人が同姓愛者です。
・70人が有色人種で30人が白人です。
・61人がアジア人です。13人がアフリカ人・13人が南北アメリカ人・12人がヨーロッパ人あとは南太平洋 地域の人です。
・33人がキリスト教・19人がイスラム教・13人がヒンドウー教・6人が仏教を信じています。5人は木や石 など、全ての自然に霊魂があると信じています。24人は他のさまざまな宗教を信じているか、あるいは何も信 じていません。
・17人は中国語をしゃべり、9人は英語を、8人はヒンドウー語を、6人はスペイン語を6人はロシア語を4人 はアラビア語をしゃべります。これでようやく村人の半分です。あとの半分はベンガル語、ポルトガル語、イン ドネシア語、日本語、ドイツ語、フランス語、などをしゃべります。
・いろいろな人がいるこの村では、あなたと違う人を理解すること、相手をあるがままに受け入れることにより、 そしてなにより、そういうことを知ることがとても大切です。
・またこんなふうにも考えてみてください。村に住む人びとの100人のうち
・20人は栄養がじゅうぶんではなく、1人は死にそうなほどです。でも15人は太り過ぎです。
・全ての富の内6人が59%をもっていて、みんなアメリカ合衆国の人です。74人が39%を20人がたった  2%を分けあっています。
・全てのエネルギーのうち20人が80%を使い、80人が20%を分けあってあいます。
・75人は食べ物の蓄えがあり、雨露をしのぐところがあります、でもあとの25人はそうではありません。17 人は、きれいで安全な水を飲めません。
・銀行に預金があり、財布にお金があり、家のどこかに小銭が転がっている人は一番豊かな8人の内の一人です。
・自分の車を持っている人は7人のうち一人です。
・村人のうち、1人が大学の教育を受け2人がコンピューターを持っています。けれど14人は文字が読めませ  ん。
・もしあなたが、いやがらせや逮捕や拷問や死を恐れずに信仰や信条、良心に従って何かをし、ものが言えるな  ら、そうではない48人の人より恵まれています。
・もしあなたが、空爆や襲撃や地雷による殺戮や武装集団のレイプや拉致におびえていなければ、そうでない20 人より恵まれています。
・1年の間に、村では1人が亡くなります。でも1年に2人赤ちゃんが生まれるので来年は、村人は101人にな ります。
・もしもこのメールを読めたらなら、この瞬間、あなたの幸せは2倍にも3倍にもなります。なぜならあなたに  は、あなたのことを思ってこれを送った誰かがいるだけでなく文字も読めるからです。
・けれどなにより、あなたは生きています。
・昔の人は言いました、巡り往くもの、また巡りくる、と。
・だからあなたは、深々と歌ってください、のびやかに踊ってください、心をこめて生きてください、たとえあな たが、傷ついても、傷ついたことなどないかのように、愛してください。
・まずあなたが愛してください。
・あなた自身と人がこの村に生きてあるということを。
・もしもたくさんのわたしたちが、この村を愛する事を知ったなら、まだ間に合います。人々を引き裂いている非 道な力から、この村を救えます。                 きっと!






最近の銀杏旅館からの景色(そろそろシーズン到来)

IMG_1637.jpg
IMG_1636.jpg



では次回「ネパール通信」まで。



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  2. ケノーベル エージェント

プロフィール

筋田 雅則

Author:筋田 雅則
20代半ば、岐阜県山岳連盟の
カシミール遠征隊へ招聘
その帰り、初めてネパールへ立ち寄る。

その後、ネパールの同宿の山仲間と、
「学校づくり」を開始し約30建設
ネパール支援を何十年も繰り返し、
定年退職後、ネパールへ移住。

現在はカトマンドゥ在住、
ラムチェ村を中心にボランティア活動を行う。

ブログでは、ネパールでの
ボランティア活動報告を通して
生きた現地情報をお伝えしていきます。

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