ネパール通信

ネパールでのボランティア活動報告を通して、生きた現地情報をお伝えします。

2008年活動報告‏

10月5日(日)天気:曇り後雨 気温:19℃ 湿度:70%



ゲストのラムチェ村体験記は、この後配信させていただく。



☆この1年の活動概要(会計報告は後日配信予定)

今年1月にネパールに入り、約10ヶ月の活動であった。



【新たな子ども11人の入学】

新入学児童の選択にはじまり、入学手続き・学費の支払い・制服

・かばん・靴(スリッパ)・ノート・鉛筆など学用品を支給して入学完了。

その直後、以前から依頼のあった「ポカリナランタン」の視察に出かけ、

実態を調査して、来年からの支援を約束。

(ここでの実態調査結果は、以前通信で報告済み)

ラムチェ村は、現在新入学児童を含め37人の子どもたちが、学校に通っている。

ここの子どもたちは、全て通学している事を確認して次の支援先に移る事にした。

しかし、26人の子供たちは来年で満期の3年を迎え、支援を停止するが

今年入学した11人の子供は満期の3年まで支援していく事になる。



【日本語とパソコン教室の実施】

スリーサルソティー中学校の校長先生からは、10クラスを卒業した子どもたちに

「パソコン」を教えてやってほしい旨依頼があり、

4・5・6月の3ヶ月間3人の子どもをカトマンドウの

「銀杏旅館」に引き取り日本語とパソコンの教育を実施。

この時点で、はじめて「団体の財産」を持つ事になった。

3人ともほぼパソコンに関しては「触れる」程度までになり、

日本語も日常会話を中心に多少は話せるようにまでなった。

朝晩のあいさつは日本語でできるようにまでなったが、

管理・保守点検など私物との使い分けに若干の神経を使う。

(彼女たちの食費やお小遣いは私費である:ちょっと負担が大きかったのも事実である)

しかし、この間にもラムチェ村の学校行事には参加して

「子どもたち」の様子を見に出かけるため、行動範囲が広くなり

「かなりきつい」仕事になった。



【通学児童の状況と引っ越し】

来年が最後の支援となる26人の子どもたちの「親」が

「完全自立」の形で子どもを学校に通わせる事が出来るよう、

次なる手段(ハンドクラフトなど)を講じる必要がある。

5月に入り、私自身の「ビジネスビザ」を取得するための

手続きに追われる毎日が続いたが、6月には完了。

この時期に「読売テレビ」の取材もあり、きつい日々が続いた。

次の仕事は、活動の拠点であり生活の場である

「自前の銀杏旅館」の建設である。

と言うのも、借家での生活ではライフコストが掛かりすぎ、

ここでの生活が苦しくなる事が見えている今こそ「やるべき」と判断。

借家の場合、毎月25000Rsを5年間もやれば「自前の家」が建ち、

最後には売却すれば、元金以上のものが戻るのもここネパールだから理解できる。

小さいながらも「我が家」の建設を急いだ。(約20m平方)

建設を急いだ理由はもう一つ、毎年・毎月のように「値上げ」が

続くここネパールでは建設費用も大きく違ってくる。

2~4ヶ月のうちに30%~40%もの値上げが起こる現実にストレスを感じないわけにはいかない。

今年7月に買った「土地」は2m平方で65000Rsであったが、

現在9月の時点で100000Rsと大きく値上がり、

「ほっと」としたのも事実である。(現在10円は6.2Rsである)



【ハンドクラフトの先生を育成】

一方、チキンプロジェクトに代わる「ハンドクラフトプロジェクト」は順調に進み、

現在では2人の先生が誕生! 

8月23日からはじめた教室であるが、2ヶ月間は瞬く間に過ぎ、

今年11月20日の「バラビシ ハンドクラフト センター」の開校式に向け、

教室の手配から、生徒の選択・来賓の依頼・(政府・地元・議員など)など、

さまざまな仕事を片付けてきた。

この学校は、入学費用から原材料費用まで全てフリーである。

なぜなら「女性の仕事作り」の一環であり、これによって村での現金収入が可能になり、

自分たちで「子どもを学校に通わす」事ができ、これを作るのは私たちの仕事である。

9月にラムチェ村へ行ってくれた6人の学生には、

彼女たちが練習で作った「ボトルケース」をお土産に持って行っていただいた。

約2ヶ月の研修の後、それぞれの村へ帰り「ラムさんからの依頼製品」を作り、

彼から受け取る現金収入で「子どもを学校」へ、と言うストーリーが私たちの思いである。

上手く行ってくれる事を祈るばかりである。

こうして、多くのゲストをラムチェムラヘ案内する事が出来、

活動の現場を視察していただいた事は今後の活動の源となる事は明らかである。



ゲストの帰国後、多くのみなさんに紹介していただければ幸いである。

これをもって2008年の活動総括としたい。



添付写真は鶏の親子

                                 

では次回「ネパール通信」まで



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  1. 2008/10/07(火) 00:44:54|
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プロフィール

筋田 雅則

Author:筋田 雅則
20代半ば、岐阜県山岳連盟の
カシミール遠征隊へ招聘
その帰り、初めてネパールへ立ち寄る。

その後、ネパールの同宿の山仲間と、
「学校づくり」を開始し約30建設
ネパール支援を何十年も繰り返し、
定年退職後、ネパールへ移住。

現在はカトマンドゥ在住、
ラムチェ村を中心にボランティア活動を行う。

ブログでは、ネパールでの
ボランティア活動報告を通して
生きた現地情報をお伝えしていきます。

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