ネパール通信

ネパールでのボランティア活動報告を通して、生きた現地情報をお伝えします。

本物とは何?偽物とは何?

5月30日(木)天気:曇り 気温:24℃ 湿度:65%

こんな時代だから・・・
人の心も・食べ物も・品物も・「本物と偽物」の区別がつかない。

では如何にすれば本物を手にする事ができるのか?
また、「どうして偽物」ではいけないのか?を考えてみた。


【品物の場合】

本物と偽物の違いは「耐久性?品質?機能性?」だったら価格が安ければ偽物でも良いのではないか?
数でカバーすれば。
商業ベースでの諸問題は別の議論として、以下は個人的にどう考えるかを模索してみた結果である。

例えば100円ライターが10円で買える偽物があるとする。
品質が悪くても10個も買える。(2~3日使えればOK)
マッチにおいては一箱2円で買える。(50箱も買える)
ライターの目的は「たばこに火を付ける・ごみを燃やす時に火を付ける・キッチンのガスバーナに火を付ける」
などなど。
これが100円であろうと10円であろうと「火さえ付けば」いいのではないか?
10円のライターを2~3個持っていれば何の問題もない。
(さらに、そのライターにはトーチも付いている、停電の多いここでは重宝しているのも事実)
今の日本では殆どの方が不要な物になったが・・・

ここネパールではどうだろうか?
その場で支払うお金が少なくて済むから、偽物と分かっていても安いから買う。
偽物と分かって買う場合には「やはり本物」であろう。
本物だと言われ、買わされる偽物は「やはり本当の偽物?」である。
つまり「騙された」場合である。
たった、これだけの事である。

今年のはじめに、カトマンドウの「喫茶店:ちくさ」で
「レイバン」のサングラスを忘れて、20分後に戻って探したが無かった。
愕然・・・

これはベルギーへ行った折、途中のフィンランドの免税店で購入。(安くはなかった)
そこで、カトマンドウの眼鏡屋さんでマレーシア製の「レイバンの偽物」を1200Rs(1400円)で購入。
殆ど同じタイプのものであった。
使い勝手も同じ。

でも、片方は「?万円」で現在のものは1400円。
それを知っているのは自分だけ。(今も使っている)
現実的には何も変わらない。

ならば、それでも良いではないのか?

人に聞かれたら「これ偽物だよ」と言える自分なら。
それが本物である。
その最たる店が「100円ショップ」である。


【生き方の場合】

自分はどうだろうか?
果たして本物だろうか?
日本の社会で生きるためには、「自分の偽物?」でないと生きて行けないのだろうか?
裸のままの自分では、周りからの中傷や攻撃が多いからだろうか?
だから自分を「大きく見せないと:自分の偽物でないと」生きられないのだろうか?
自分を「飾り立てないと」生きていけないのだろうか?

なぜ「偽りの自分」を社会に見せて、本当の自分は「心の奥深くに隠して」生きなければならないのだろうか?
「全く馬鹿げている」の一言である。
つまりは「見栄・虚勢」である。
結果「自分で自分を苦しめる」事となる。

偽りの自分を長くやっていると、やはり偽りでなくなり偽物の自分を「本物」と思い込んでしまう。
本来の自分を見失ってしまうのが常であろう。
さらに、そんな自分を「嫌」になる日々が続けば精神的負担が身体を「蝕む」。
だから「裸の自分」でありたい。


【食べ物の場合】

こればかりは「無農薬野菜でなければ」と言われる方々も多いが、農薬の量にも種類にもよりけりであろう。
昨今の某国のニュースにあるような農薬?では「生命の危険」さえ招く事になるが・・・
最小限の農薬であれば、体内に蓄積しなければ良いのではないだろうか?
完全無農薬の野菜では、膨大な人件費が掛かるばかりか供給が追い付かない事になるだろう。

「自分の糧は自分で作る」これが出来れば問題はないのだが、限度がある。
(精々家庭菜園規模である)

ここネパールでは「殆どが有機栽培の野菜」であり、高価な肥料や農薬などは使えないのが実態である。
ただし、「野菜の形は自由?」である。
いろいろな形をした「大根・にんじん・ジャガイモなどなど」それぞれが「しっかり自分の味」を出している。

雨期には「虫」も入ってくる。
形の悪い野菜は偽物?本物?
肉類の場合には、偽物と分かっていて買う人は少ない。
犬の肉や兎の肉または馬の肉ならまだしも、
ネズミや病死した動物の肉を「牛肉で~す」と言って買わされるのは騙されているのである。
これは、分かっていて買う人は居ないだろう。

売る側の誠意に頼る他ない。
日本人の誠意なら分からなくはないが・・・でもないか?
輸入する諸外国の誠意までは、計り知れないのが現実である。

しかしである。
これだけ世界の物流が「激しさを増して」くると、何処の国の方がどんな食生活(食文化)をしているのかは、
知っておきたいものである。(難しいけれど努力する必要があるのでは・・・諸外国の食物を口にするためには)

そして、日本の食生活も世界の非常識である事を知るべきである。
この地球上では、虫も食べる・ネズミも食べる・生き物全てが食糧となっている事を知るべきである。
その上で「外国からの輸入食材」を口にすべきであろう。
「騙されない」限り「本物」と考えるべきである。

みなさんは如何?


添付写真は「雪煙を上げるダウラギリ:8167m」これは「本物」
しかし邦人女性の「訃報」もあり、極めて危険な山ではあるが美しい。

雪煙をあげるダウ





では次回「ネパール通信」まで。



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  1. 2013/06/01(土) 07:14:22|
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プロフィール

筋田 雅則

Author:筋田 雅則
20代半ば、岐阜県山岳連盟の
カシミール遠征隊へ招聘
その帰り、初めてネパールへ立ち寄る。

その後、ネパールの同宿の山仲間と、
「学校づくり」を開始し約30建設
ネパール支援を何十年も繰り返し、
定年退職後、ネパールへ移住。

現在はカトマンドゥ在住、
ラムチェ村を中心にボランティア活動を行う。

ブログでは、ネパールでの
ボランティア活動報告を通して
生きた現地情報をお伝えしていきます。

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