ネパール通信

ネパールでのボランティア活動報告を通して、生きた現地情報をお伝えします。

「掟」???

3月24日(日) 天気:快晴 気温:20℃ 湿度:48%


今回は、この社会の(含む日本)「掟」って何かを考察した。
人の社会における「悪」とは「掟」を破る事なのか?
自分に対して?
他人に対して?
その両方に対して?
いずれにしても「人の作ったルール」であろう。

では誰が作ったのか?
それぞれの国に住む、それぞれの人たちに拠って長い年月の間に「育まれて」来た「社会ルール」が
「善悪」を決めているのではではないのだろうか?
しかしである。

国が違えばその「社会ルール」も違ってきて当然であり、
それを自分の国のルールで計ることなど「もっての他」であろう。
ただ「生きる上で必要なルール」はどの国でもある。
殺人が良いと言う国はない。

古代バビロニアの「ハンムラビ法典」にある「目には目を」はその典型的な例であろう。
他人の物を奪うと言う行為も良いと言う国はない。
しかし、「騙す」と言う行為は「見えない」だけに「やっても分からない」から
「盗みや騙し」が横行する事になる。

善・これは「神仏」から見ての膳なのか?
ならば、動物たちは「どうなる?」
人類以外の生き物はどなる?
人間の「驕り」だけで「作られたルール」を彼ら動物にも当てはめていいのだろうか?
人間のために「殺される」生き物は数知れない。

しかし、人間もライオン同様「生き物」を食べて生きている。
この現実は古代から変わっていない。
だけど「共食い」はない。
それを「悪」だとしている。

共食いでなければ「悪」ではなく、生きる術であろう。
ここネパールにおける「善悪」のあり方も外国とは大きく異なって当然である。
全ては「生きる術」である。

約束を破るのは「悪」ではない。
騙すのも「悪」ではない。
しかし、それでは「事」は進まないのも事実である。
それでも「生きている」ネパールの人々・・・・・
その国で「培われた生きるための術」である。

何度も「騙され」て、何度もここに居る自分を責めている。
まだまだ彼らの考え方に付いていけない自分を「激励」している自分が居る。

先日、久しぶりに「ムクチナート」へ出かけてきた。
ゲストのお二人と一緒ではあったが、友人の「お墓参り」も出来て最高の天気に恵まれ、
「真っ黒に」日焼けして戻ってきた。

ムクティナートからカリガンダキの流れに沿って歩くが、右岸は車が通るため左岸を歩く。
乾季のため小さく、水は濁っていたが左岸のトレッキングルートは少しずつではあるが整備されつつあった。
我々の他にトレッカーも無く、静かな環境で歩く事が出来た。

しかし、それも「レテ」まででその後「ベニ」までは車道と一緒の道で「歩くのを断念」しバスに乗った。
以前の「ネパール通信」にも記載したが、
カリガンダキ沿いの道路工事で自然環境が変わったかと言えば「変わった」。
しかし、さほど大きな変化ではない。

ただ昔からあったロッジなどには「大きな影響」が出てきているのも事実で、
レテのロッジの若女将は「バスのせいで客が激減した」と嘆いていた。
しかし、彼女は前向きに考えていて「お客を呼び込む工夫」を考えていた。
レテの左岸の山に「展望台?」のような「名所」を作り、お客を呼び込む事を考えていた。
ダウラギリの全貌が見える場所に「休息場所」を作ってトレッカーが集まる場所を作ろうと言うのである。
これには「脱帽」である。
彼らでさえ「負けじと頑張って」いるのである。
政府や地域を動かしてやろうとする「意気込み」がお客を呼び込む日も近い。

IMG_0607.jpg
IMG_0621.jpg

最近では歩いて登ってくるトレッカーが少なくなったのである。
お金のある人は飛行機で一気にジョムソンまで飛んで来て、
ジープでムクチナートまで行ってくるが、通常のトレッカーは歩いて往復している。
ムクチナートも「お客」が増えたせいか宿泊や食事代の値上がりが目立ってきた。

ネパールの庶民的食事である「ダルバート」も600Rsもする。
3~5年前まで200~25Rsであったものである。
やはり需要と供給のバランスが大きく変わった事が原因であろう。

今年に入ってトレッキングの「新しいルール」が沢山出来た。
エベレストトレッキングでは「ゆで卵」が一つ150~200Rsと言うから
他の食べ物も「押して知るべし」であろう。

この2~3年でネパールのトレッキング費用も大きく変わって、
トレッキングパーミットの他にティムスカードなる身元証明兼入域許可証の制度が導入されたため、
その費用は一人5000Rsにもなった。
入域場所によって金額は変わるが、有名な場所は高いのが普通である。

4月5日から3日間、友人の「安倍先生」が行っている「植林現場」へ行ってくる。
彼が帰国してからの、村の様子を調査するのが目的である。





我が家の「やもり君」がハエをゲット我が家の「ヤモリ君」がハエをゲット




では次回「ネパール通信」まで。



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  1. 2013/03/24(日) 20:08:23|
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プロフィール

筋田 雅則

Author:筋田 雅則
20代半ば、岐阜県山岳連盟の
カシミール遠征隊へ招聘
その帰り、初めてネパールへ立ち寄る。

その後、ネパールの同宿の山仲間と、
「学校づくり」を開始し約30建設
ネパール支援を何十年も繰り返し、
定年退職後、ネパールへ移住。

現在はカトマンドゥ在住、
ラムチェ村を中心にボランティア活動を行う。

ブログでは、ネパールでの
ボランティア活動報告を通して
生きた現地情報をお伝えしていきます。

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