ネパール通信

ネパールでのボランティア活動報告を通して、生きた現地情報をお伝えします。

「無力!」そして、限りある「命」

9月9日(日)天気:曇り後晴れ 気温:22℃ 湿度:60%


まだまだ暑い日本のみなさんに、残暑お見舞い申し上げたい。

雨季のネパールで、「今年は雨が少ないのか?」だから未だに停電が終わらない。
昨年の今頃には停電時間も、ほんの僅かだったと記憶している。
一度短くなった停電時間が、再び長くなった。(1日平均で6時間弱)

先月から9%の電気料金の値上げが実施された。
こればかりか、ガソリン・プロパンガスなども値上げ、こうした各種値上げに反対して、
学生を中心とするストライキが頻繁に起きている。

作物への影響は?
村によっても違うが、ミナの村であるラムチェ村では「トウモロコシ」の収穫が少なく、
主食である【デュロ:トウモロコシの粉を少なめのお湯で温めながら練るって作る別名ツァンパとも言われる、
日本の(こうせん)のような主食】
これの他に小麦粉で作るローティーと呼ばれる、酵母菌のないパンなどが不足ぎみで、
今年はバザールで買わなくてはならないだろうと言っている。

しかし、村人の多くは心配していない。
代わりになる食べ物があれば。
例えばイモ類などは、雨が少ない分、「虫の入っていないイモ類」が多く出回る。

ご存じの方は多いと思うが、日本の昔の「川端」には、「柳の木」が植えてあり、堤の強度を補っていた。
(おばけの出る背景でもあるが・・・)

城にも必ず「松の木」があり、松の木の皮は、籠城時の非常食になり、
脂は、【松明:たいまつや灯り】と言った燃料にもなっていた。

現代においてもこうした知恵は必要な事であるが、殆どが忘れ去られている。
無理やり「人の住み易い」環境を作らんがため「自然を捻じ曲げて」いるのではないだろうか?

今の日本にはどんな「対策?」がなされているのだろう?
自然を歪めて作られる対策(施工)が殆どである。
もっと自然を使った「対策?」が出来ないものか?

ここでの生活で、「何度しまった!」と思った事だろう。
その度に「次回はしないぞ!」と意識を高めるが、またやってしまう。

事、活動についても同様。
しかし、「それが人かもしれない」と思い直す。

失敗って「人である事を再認識」させてくれる「行為」かも?
失敗してよし!
また出直せば、それでよし!
出直せない失敗はない!

なぜなら、人生は競争ではないのだから。
何度でもやり直せる。

活動をする上で「最初からの思い」であった、「自分で自分を褒められる」活動を目指してきた。
他の誰でもない「自分」である。

それが出来れば「ほぼ100%」成功と考えてやってきた。
現在もその考え方に変わりはない。

この場合「他人は無関係」である。
自分と向き合う事こそ大切な「活動」である。

よく他人に褒められてこそ成功、と考える方が居るが、果たしてそうだろうか?
活動の内容(目的)は本人が一番よく知っている。
であれば、評価も自分で出来るのではないか?
誰かに褒めてもらう目的で、活動していれば別だが。

ここで活動されている方々は、無数にいらっしゃる。
みなさん、それぞれ「異なった目的」を持っての活動である。

私の場合には「私自身」のための活動である。
「一人でも多くの子供に最小限必要な教育を」を目指す過程での「自分の鍛錬」を目的に始めたことである。

識字率の向上などと言う「大それた」考えてはない。
「一人でも多くの子供を学校に」を目指している。

その活動過程で起こる、さまざまな問題に立ち向かう事こそ「自分のため」なのである。
(と言い聞かせている自分)
それをする事で、「今までの自分を見つめる」機会が得られ、「自分磨き」ができるのである。

小さな自分、限りある「命」・・・・。

今の行動と考え方でいいのか?
と時々考えてみるが、これしか考え付かない。

だから今・・・
相手をあるがまま認めるところから始まる。

極貧国ネパールの人々とは考えず、同じ宇宙船「地球号」の乗組員と考えるところからスタートするのである。
その中に「和」を見出す活動でもある。
学校では教えてくれない「人生勉強」の日々、悪戦苦闘の連続でも楽しい!

今日は「自分」を見つめ直すためにも「活動とは何か?」を自分に問うてみた。




9月8日の朝日(画像の日付は間違い)
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では次回「ネパール通信」まで。


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  1. 2012/09/10(月) 12:08:25|
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プロフィール

筋田 雅則

Author:筋田 雅則
20代半ば、岐阜県山岳連盟の
カシミール遠征隊へ招聘
その帰り、初めてネパールへ立ち寄る。

その後、ネパールの同宿の山仲間と、
「学校づくり」を開始し約30建設
ネパール支援を何十年も繰り返し、
定年退職後、ネパールへ移住。

現在はカトマンドゥ在住、
ラムチェ村を中心にボランティア活動を行う。

ブログでは、ネパールでの
ボランティア活動報告を通して
生きた現地情報をお伝えしていきます。

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