ネパール通信

ネパールでのボランティア活動報告を通して、生きた現地情報をお伝えします。

例えば「道端の空き缶」・・・・・

1月26日(木)天気:快晴 気温:18℃ 湿度:60%


今回は、少し今までの「通信」と趣を異にして「考え方」についてお伝えしたい。
ここネパールでは日本とは違い、「ごみ」とされている空き缶やプラスティック(ビニール)・ガラス瓶・車のタイヤなどは全て再生利用されている。
「もともと自然界にはゴミなる物はない」。
人類が作り出したものがゴミとなる。
自然のものは自然に返る事が出来るが、人が作り出したものは自然には返らない。

使い古した自転車などは「高価」な値段で買い取ってくれるのもありがたい。
勿論、あらゆる電化製品が同様である。
家から出たこうした「ごみ」は分別しておけば、回収業者が来て1Kg30Rs~50Rsで買い取ってくれるから、
決して捨てない。

しかし、日本ではずいぶん昔にこうした業者は無くなり、
回収業者にお金を支払って持って行ってもらう仕組みになったようだ。
こうした背景からではないが、みなさんにも考えていただきたいと思い、今回のテーマとした。

例えば「道端の空き缶」を例にとれば、日本の社会のルールからか、
拾ってビニール(プラスティック)の袋に入れている方を見かける。
しかしである。
もし、自分以外に誰も見ていなかったらどうだろう。
この「空き缶」を拾って持ち帰る方が何人いるだろう。
社会のルールだから拾う?
誰か見てるから拾う?
ここで大切な事は「自分」がここに居る事である。
「道端の空き缶」を見ている自分である。

他の誰でもない自分である。
自分に嘘は付けない。
自分に正直になる事である。

見方を変えてもう一例・・・
例えば車が脱輪して困っている方が居るとする。
助けを呼んでいたから助ける、しかし作業が終わっても立ち去らない。
助けた人からの「お礼」を待っているのである
これは、ある意味「恥ずかしい」事である。
むしろ、相手にお礼を言わせず「さっさと引き上げる」事こそ「ほほえましい」と感じる。

困っている方を助けるのは、人として「当然」の事をしたまでで、決してお礼を言われる筋合いのもではない。
金銭的な問題は別であろう。

しかし、現代社会の仕組みは少しこの感覚がずれてきている。
お礼を言った方も「これで良し」と助けてもらった事を「さっさと」忘れてしまう。
もしここで、「お礼」を言わせず姿を消してしまったらどうだろう。
一部の人は、「お礼」を言えないまま「心に鉛」のような物が残るであろう。

こうした方々が増えれば増えるほど、日本の社会は「昔の仕組み」に戻る事が出来るのではないだろうか?
以前私が「ガキ大将」のころには、誰か知らない大人から「怒られたり」「頭をゴツン」とされた経験も度々あった。
家に帰り、この事を親に話せばまたまた「頭をゴツン」とやられるのは明白、
だから黙っていたが親も近所の方から聞いて私を問い詰める。
仕方なく白状して「いたずら」の様子を話す。
そして「頭をゴツン」であった。

また、朝起きると玄関には誰が持ってきて置いていったのか分からない「野菜や果物」があった。
これも昔の話である。
(我が家では今でも:これは妻の地域における努力である)

誰がやったか分からない親切。(つまり月光仮面である)
♪ど~この誰かは知らないけれど、だ~れもがみんな知っている~月光仮面のおじさんは~♪なのである。
この歌は若い世代の方には分からないかなぁ~。

こんな地域社会が、もう一度来る事を望む毎日である





ネパール特産物?(お土産):今回は、ここネパールに居る「ヤク」と言う牛の毛から作るヤクウールを紹介したい。
決して高価なものではないが、畳一畳分ほどの大きさで400円ほどで購入できるからありがたい。
(色は無限にある)
冬の季節などは敷布団の上に広げ、掛け毛布で眠れば暖かく眠れる事請け合いである。
添付写真は標高3000m以上に飼われている「ヤク」であるが、性格は極めて凶暴で、
トレッキング中でもヤクに追われた経験者は多い。


ランタン部落のヤク








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  1. 2012/01/27(金) 09:15:43|
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プロフィール

筋田 雅則

Author:筋田 雅則
20代半ば、岐阜県山岳連盟の
カシミール遠征隊へ招聘
その帰り、初めてネパールへ立ち寄る。

その後、ネパールの同宿の山仲間と、
「学校づくり」を開始し約30建設
ネパール支援を何十年も繰り返し、
定年退職後、ネパールへ移住。

現在はカトマンドゥ在住、
ラムチェ村を中心にボランティア活動を行う。

ブログでは、ネパールでの
ボランティア活動報告を通して
生きた現地情報をお伝えしていきます。

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