ネパール通信

ネパールでのボランティア活動報告を通して、生きた現地情報をお伝えします。

自立支援に取り組む!

12月7日(水)天気:曇り 気温:23℃ 湿度:60%


今回は、前回お知らせした「表題」を変更し「トゥロパカル村における自立支援」についてお伝えしたい。

ネパールの山村では現金収入が殆どなく、薪を消し炭にして1ヶ月に250Rsあまりの収入にしている家庭が多い。
特に今の支援部落トゥロパカル村では、家族の出稼ぎも「口べらし」にしかならず、
毎日必要なマサラ(香辛料)、主食であるお米などはたまにしかありつけない。
子供たちは何時でも「ひもじい」思いをしている。

今回は以前から「やろう」と決めていた以下の2点を試みることとした。
①カーペット織りの仕事を支援児童の家族に覚えてもらい、その販売ルートを探す仕事
②「かぎばり」によるレース編み(特殊な編み方)での袋物とかレースそのものの編み方を覚えてもらい、
 日本の通信販売をしている方に届ける仕事

①はカーペット編み機を3台ほど購入して2ヶ月ほど練習し、
3週間ほどで一枚のカーペットを織れるようになるとの調査結果である。
この販売ルートは日本の「某アジアン雑貨」に収める事に話が出来た。
この会社はネパールに商品の買い付けに来るため、何時も来る店に置いておけば、
買い付け商品と一緒に日本に送るてはずになっている。

②は日本のネットショップのオーナーが昨年から「技術の流出のない場所」での生産拠点を探しておられ、
「編み方」の講習を彼女自ら実施して習得後、仕事をオーダーして「編み賃」を渡す事になっている。

この二つの仕事を如何に進めるかが、今月末に現地に行った時の課題である。
ネパールで決まった仕事に有り付く人の割合は極めて少なく、特に女性の仕事は皆無に等しい。

もちろん、事前調査は学校の先生にお願いするが、「最初に織り方講習を受ける人」は極めて重要である。
なぜなら、その人の仕事如何で、後の人の仕事に対する意気込みが違ってくるからである。
カーペットを編む機械は、人選が決まってからになるが、これも「品質・軽量」などおおいに選択の余地はある。

1枚のカーペットを織るのに必要な、ヤクウールの値段や品質も同時に調査している。
一方レース編みの方は、日本人の通販ビジネスをしている方に任せている。
これは、我々には技術的に「うんぬん」出来る仕事ではないのと、彼女のビジネスであり
我々は村人の「現金収入」のみを目的にして、村での講習を実施してもらう以外ない。
作ったものの流通経路は確立しているので、残るは各調査のみである。

残された2週間あまりをその調査(カーペット織り機の価格と品質・ウールの価格と品質)にあてる。
年末に支援村へ行く時、親子で参加して下さる方も見えて結構バラエティーにとんだ一団になる。


ネパールの習慣:今回は割愛させていただく。





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  1. 2011/12/08(木) 16:44:42|
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プロフィール

筋田 雅則

Author:筋田 雅則
20代半ば、岐阜県山岳連盟の
カシミール遠征隊へ招聘
その帰り、初めてネパールへ立ち寄る。

その後、ネパールの同宿の山仲間と、
「学校づくり」を開始し約30建設
ネパール支援を何十年も繰り返し、
定年退職後、ネパールへ移住。

現在はカトマンドゥ在住、
ラムチェ村を中心にボランティア活動を行う。

ブログでは、ネパールでの
ボランティア活動報告を通して
生きた現地情報をお伝えしていきます。

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