ネパール通信

ネパールでのボランティア活動報告を通して、生きた現地情報をお伝えします。

祭りと祭りの合間に

10月20日(木)天気:快晴 気温:20℃ 湿度:60%


はじめに、昨日、突然の訪問者(大阪のちかちゃん)があり、6年前の記憶が甦るのに時間は掛からなかった。
毎年いろいろな訪問者があるが、彼女の場合まだ若干24歳で初めての一人旅の上に
「体調不良」でインド大使に来ていたからである。

当時(6年前)は、ここネパールのインド大使館は「ビザ申請」に来る外国人観光客で深夜午全1時ごろから並ぶ慣習があり、国名・氏名・並んだ時間をA4の用紙に記載して「ビザ申請」の順番待ちをするのがルールとなってた。

そこに、「とぼとぼ」と私の後に並び「ここで良いのですか?」と尋ねられ「いいですよ」と答えたが、
様子がおかしいと感じ「体の具合でも悪い?」と問うと「風邪気味で」との事、その時、顔を見れば
「熱で赤い」顔をしている事に初めて気付き、「私が並んでいるから貴女はホテルで休んでいて、
明日朝8時ごろにここに来ればいよ」と彼女をホテルに帰した。

翌朝予定より早く大使館に来た彼女は、昨夜より具合が悪いようで、必死にこらえてビザ申請を行い
次は2日後に再びここに来て、今度はパスポートを預けてその日の午後3時にまたまた大使館に来て
インドビザのシールの貼ったパスポートを受け取ると言う、極めて困難な仕事であった。

取得後、本当に体調が悪くなったため、安宿では安心して休めないため、当時私が借りていた家に案内して
3~4日しっかり休養して、元気になりインドへと旅立って行かれた。

今ではこうした困難は無くなり、ビザ申請専門の事務所が大使館の手前100mほどの右側に建設され、
近代的設備により、簡単にビザが取得できるようになっている。

この時、私はそれより1週間ほど遅れてインドへ出発し、目的地であるダラムサラへ向かった。
(ダライラマの講演を聴くためである)

こんな事があって、「このネパール通信」を配信していたのだが、あれから6年・・・・・・
逞しく成長した「彼女」を見て「よく訪ねてきてくれた」と嬉しかったのは事実である。

水出さんと彼女は初対面であるが、彼の「旅を仕事」とした生き方に夕食後の話は尽きなかった。
中でも、彼女の「バリバリ」の大阪弁にミナは笑い転げていた。
彼女の言葉のイントネーションが原因であった。

この後、彼女はアンナプルナABC・プーンヒルのトレッキングの後、「中東に行く」と言ってインドから
トルコに向かう事を話してくれた。何とも頼もしいかぎりである。

みんなで夕食後の歓談 001
みんなで夕食後の歓談(ちかちゃん・水出さん・ミナとパトネちゃん)




前置きがながくなったが、今回はネパールにおける最大のお祭りダサインとティハールについてお伝えしたい。
ここでは今年は9月28日からダサインがスタートした。
7日間のお祭りで、最も大切な日は中間日の「テイカ」の家庭行事である。

このため、毎年繰り広げられる「民族の大移動」はバスの屋根にもいっぱいの乗客で故郷を目指すのである。
この日ばかりは、「乗車率なんて言っていられない」必死にバスにしがみつく状態で出発する。
警察も何も言わない。
おおらかと言えばおおらかであるが、違反者が多すぎるため取り締まれないだけの事である。

普段は田舎を走る分は許されるが、街に近ずくと屋根から降ろされる事が多い。
しかし屋根に乗るのは気持ちがいい、少しお尻が痛い事を我慢すれば(これを見越して座布団?の持参も可)展望は良いし田舎を走る分には空気もうまい。
さらに「ジェットコースター的」気分も味わえる。ちょっと怖い時もあるが・・・

日本からネパール10月16日まで 098
故郷へ向かう乗客満載のバス


このラッシュが往復でほぼ1週間続く。
故郷では毎日「肉やお酒」がほとんどで、飲めなくなった今の私には苦痛でもある。
この期間(1週間)は何の仕事も出来ない。(全て休み)
これがネパールである。




ネパールの習慣:ここネパールでは固定電話より早くモバイル(携帯電話)が普及したためか、
手に持った時にスピーカー側は耳に当てて聞くが、話す時には固定電話と同じように
マイク側を口元に持っていって会話する。
固定電話の普及が遅れたのは、山岳地帯の多いネパールでは配線作業に掛かる費用を考えても、
決して採算の合う事業ではない事はうなずける。
固定電話に比べて短いモバイルは彼らにすれば「話し声」が伝わらないのでは?との考えから
会話中に何度も口元に持っていく動作が「滑稽」でもある。
街の人たちには少ないが、山に住む人々(ネパールの大半)は固定電話を使った事も少なく、
いきなりモバイルでの会話となったためだろう。





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  1. 2011/10/20(木) 13:35:31|
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  4. | コメント:1
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コメント

はじめましてw
妻が結婚する前、何故かネパールにハマってまして独身の頃、日本のネパール料理の店も2人でよくいきました(^。^;)妻はエベレストも行ったそうですw
行った人には、相当魅力ある国なのでしょうね(^^♪
  1. 2011/10/23(日) 10:55:31 |
  2. URL |
  3. 塗仏ひがし #R/nFAmu2
  4. [ 編集]

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プロフィール

筋田 雅則

Author:筋田 雅則
20代半ば、岐阜県山岳連盟の
カシミール遠征隊へ招聘
その帰り、初めてネパールへ立ち寄る。

その後、ネパールの同宿の山仲間と、
「学校づくり」を開始し約30建設
ネパール支援を何十年も繰り返し、
定年退職後、ネパールへ移住。

現在はカトマンドゥ在住、
ラムチェ村を中心にボランティア活動を行う。

ブログでは、ネパールでの
ボランティア活動報告を通して
生きた現地情報をお伝えしていきます。

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