ネパール通信

ネパールでのボランティア活動報告を通して、生きた現地情報をお伝えします。

ごめんなさい!私がやりました。

晴れと雨の日 006

5月1日(日)天気:快晴 気温:22℃ 湿度:59%



今回はネパール人の性格?マインドの一部である、

失敗した時の「言葉」についてお伝えしたい。



ここネパールに通いはじめて40数年、今だ聞い

た事のない「ごめんなさい、私がやりました。」と

言う謝罪の言葉。



我が家でも街でも村でも同じである。

一昨年ベルギーの仲間のフランソワーズさんが、

カトマンドウの街から支援先の孤児院(ソワイアン

ブナート近くの)へ行く時、歩行していた彼女にボ

ーターバイクがハンドルを引っ掛けた。

彼女もモーターバイクも転んで彼女は「打撲と擦り

傷」を受けたが、ドライバーは「私は悪くない」彼女

がハンドルの近くに寄って来て引っ掛かり転んだ。

「私は悪くない」の繰り返しであった。

これには彼女も怒りを隠せず「彼方が私を引っ掛

けた」と主張。

結局、「水掛け論」に終わり、我が家に帰って来た

ときには「もうネパールは嫌!」と沈みがちになり、

傷付いた身体を食事もとらずベッドに横たえた。



我が家でも同様の問題は何時も起こっている。

今日も「キッチンのガラス」が割れていたので、「何

時割れたのか?」とミナとパトネちゃんに聞いたが

「ターツアイナ:知らない」の一手張りであった。

二人を前に座らせ「私はガラスを割った事を、怒

っているのではない。」

「何時壊れたのか?」と聞いているのだ。

と言っても「ターツアイナ:知らない」の言葉が返っ

てくるだけである。



電気器具にしても、いざ使おうとすると「動かない」

事が多い。

だから何時も点検を怠らないよう注意している始

末である。

人の見ていない時に起こった失敗は「絶対に言わ

ない、報告しない」のがここネパール人の考え方

である。



せめて我が家だけでもと思い、こうした問題が起こ

った時には、「教育」をしているのが現実である。

この「躾け」は共に生活すれば特に必要な事である

が、別々に生活していても同様に必用な事である。

支援先の村でも同じような事がしばしばある。



先日トゥロパカル村へ行った時には、小型のタクシ

ーで出かけたが、学校の校庭へ駐車して1時間もし

ないうちにドライバーがフェンダーミラーを手に持っ

て「誰がやった!」と怒って、子供たちのところへ来た。

しかし、答えは同じ「ターツアィナ:知らない」である。

人が見ていても同じである。「ちょっと触ったら壊れた」

というだけで、「誰かが、私の前に壊した。」と言う

だけである。

決して「私がやった、ごめんなさい」の言葉はない。

情けないやらやりきれないやら、幼児と暮しているの

と同じである。



ネパールの習慣: 最近久々にバンダが実施された。

約半年振りの4月27日である。実施理由は「憲法制

定が遅い、早く実施せよ」とネワール族を中心に2~3

の民族が実施したものである。ネパール全土で実施

され、カトマンドウは言うに及ばずポカラやタライなど

でも実施された。

車は全てストップし、国民全員が移動手段を徒歩か

自転車に頼る事になる。

しかし、ここネパールでは憲法なるものが制定される

のは、利権を持つ者にとっては「面倒」な事この上ない。

自由に利益を得ていた者(お金持ち)にとっては極め

て有害な決まりであろう。

何時制定出来るのかは、「神のみぞ知る」である。

(余談)先月4月のカレンダーの曜日と7月のカレン

ダーの曜日は毎年同じである事を最近「単行本」で

知った。多分みなさんは随分何年も前にご存知であ

ったろうが、私には「驚き」であった。

*写真は、銀杏旅館からの眺め
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  1. 2011/04/30(土) 23:49:07|
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プロフィール

筋田 雅則

Author:筋田 雅則
20代半ば、岐阜県山岳連盟の
カシミール遠征隊へ招聘
その帰り、初めてネパールへ立ち寄る。

その後、ネパールの同宿の山仲間と、
「学校づくり」を開始し約30建設
ネパール支援を何十年も繰り返し、
定年退職後、ネパールへ移住。

現在はカトマンドゥ在住、
ラムチェ村を中心にボランティア活動を行う。

ブログでは、ネパールでの
ボランティア活動報告を通して
生きた現地情報をお伝えしていきます。

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