ネパール通信

ネパールでのボランティア活動報告を通して、生きた現地情報をお伝えします。

「ネパール通信」長いお祭りが終わって・・

10月25日

「ネパール通信」長いお祭りが終わって・・



今回は、ダサイン・ティハールと言ったネパール最大のお祭りが
終わって村に居た若者たちが、街や外国に働きに出かける時期である。

年間36万人のネパールの若者たちが諸外国へ出かけ、
カトマンドウの街にも戻って来て、やっと普通の街が戻ってきた。

当方も、テハールの最中に「挿し歯」が折れて修理が必要になったが
祭りのためクリニックは休みで、祭りの終わるまで辛抱する以外なかった。


さて、こうしたネパールの観光客はと言うとシーズン到来ではあるが
決して多くは無く、以前のような賑わいは見られない。
一番多いのはやはり中国の方々であるが、
3年前(震災の前)の今頃に比べてその数は10分の1以下である。

土産物を売る商店には、中国語で客の呼び込み用の張り紙が所狭しと貼られのていて、
タメルの街は中華街さながらの様相を見せていたが、
今はそれも寂しく風に揺られているのが「わびしい」限りである。

そんなタメルの街やポカラの街は政府の方針で、
銀行が金利の安いお金を貸し手くれるためホテルが乱立していて、その勢いは止まらない。



震災の被害を免れたポカラのレイクサイドでは今もホテルの建設ラッシュが止まらない。

ヨーロッパの方々は年間を通してほぼ同じ人数が来られていて、
ソーシャルワークであったり、孤児院などの施設支援の活動であったりと観光でない方々も多い。



外国に行かない若者たちはと言うと、何もする事が無くただただ「ぶらぶら」している毎日が続く。
そろそろ、稲刈りなど収穫の時期でもあるが彼らにはする仕事がないのである。
「行き場の無い労働力が溢れる」ネパールの労働事情が浮き彫りになる。


最近日本ではフェルト工芸品の需要が著しく、
多くのバイヤーがネパールに来られて商談をされている姿を目にする。

銀杏旅館のミナもこのフェルトの工場?を開き工芸品の作成を始めたようで、
ミナの弟スンダル君の奥さんウルミラが技術を覚えに通っている。

元々ミナは、ネパールで作った物を日本に輸出する仕事を目指していたため、丁度良い時期ではあった。



前々回に記載した「愚痴」であるが、これだけでの記載では
通信としての配信として「貧弱?」なものになるため、他の記事と合わせて記載してみる事にした。





「愚痴あれこれ」

1:食べた後の片付けが出来ない。次回使うまでそのまま・・

ネパールの習慣で、朝10時ごろに食べた朝食の皿や残飯は、
次にその器が必要になるまで洗ったりしない。
つまり、そのまま床でも何処でも食べた場所に置き去りにされる。
銀杏旅館でも当初(10年前)は全く同じで、
玄関付近に皿やカップが置き去りにされていたが、
毎日注意してやっと最近では洗って片付けるようになったが、
夕食の食器や残飯は朝までまだそのまま部屋の隅に置かれている。
彼らの部屋だから何も言わなかったが、
来客の時にもやっているため注意して片付けるようにしたが、いつになったら直るのだろう?



2:日常生活での小さな借金(2000~3000Rs)は毎日でもする。
   ・・返済を忘れ?請求される事は何時もの事・・

彼らには借りたお金は自分のもので、何時返すかは自分が決めるようである。
だから、ネパールでは銀行が乱立し借り手がめちゃめちゃ多いし、
デフォルトも何時もある。(その場合借金して購入した車やバイクは当然没収となる)



3;銀杏旅館の電気代や電話代が3ヶ月近くも支払ってなくペナルティーを受けるはめに・・

銀杏旅館の子供たちは、ラムチェ村のタマン族の子供で5人兄弟であり、
彼らは今まで電気代や電話代など支払ったことはない。
村では電気代は支払った記憶が無いとの事。
ここサンガに来た当初(約1年ほど前)は「電気代は支払うの?」と反対に聞かれる始末。
しかしここ銀杏旅館では電気代も電話代も支払わないと1
ヶ月の滞納で25%のペナルティーが加算される。
電話代も然り。従って、情けないが毎月支払った事を確認する事を確認している。



4:寝る時にもダウンジャケットを着たまま寝て、
  翌朝風邪を引いたと薬を要求、19・20歳になってもまだ子供?・・

ネパール山岳民族(特にタマン族)の間では、
大人も子供も寝る時には普段着のままブランケットを掛けて寝る。
しかし朝起きる時にはブランケットを剥ぐため「ゾクッ!」とし、
これが寝相の悪さと重なると「風邪」を引く事になる。
我が家にある日本の風邪薬(パブロン)は殆どが子供たちやたまには父親母親が使って行く始末である。




添付写真はティハールの買い物で賑わうアッサンバザールと
我が家に遊びに来る「ツバメ」であるが、人を怖がらない。

近寄っても逃げないのである。ただ糞の始末が必要となる。


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井戸の外からとネパールの習慣は当面割愛させていただきたい。



では次回「ネパール通信」まで


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  1. 2017/10/25(水) 22:40:39|
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10月16日 「ネパール通信」ネパールで衆議院選挙!

10月16日 「ネパール通信」ネパールで衆議院選挙!




今回は、ダサインの終わったネパールで行う、
衆議院選挙について感じた事をお伝えしたい。
先般、下記のメールが来て投票要領が理解できたが
「肝心の立候補者」が明確になっていない10月11日からの投票開始なのである。
日本の皆さんも同様の思いのはずで、何処の党?誰?スローガンは?
これは国の問題ではなく、各党の準備不足から起きた不備であろう。





衆議院総選挙の予定に関する御案内
ネパール在住の在外選挙登録をされた皆様へ

                                  在ネパール日本国大使館

 第48回衆議院総選挙の在外公館投票の実施を予定していますので、以下の通り御案内いたします。

● 公示日:10月10日(予定)
● 国内投票:10月22日(予定)
● 在外公館投票:在ネパール日本国大使館では、10月11日(水)から10月15日(日)

までの5日間(他の国でも投票が出来ますが、日程が若干違います。)
● 在外公館投票時間:午前9時30分から午後5時まで
● 投票に必要なもの:在外選挙人証、旅券(無い場合は写真付き運転免許証等)

注:海外在住の日本国籍者は、国政選挙への投票を希望する場合、在外選挙人として登録を済ませ、
在外選挙人証の提示が必要です。登録手続きに、概ね3ヶ月程度かかりますので、この機会に登録手
続きを済ませていただきますようお願い申し上げます。

※ 在留邦人で在留届を提出されていない方がおられましたら,大使館へ在留届を提出するようおすすめ願
います。
※ 近く帰国・離任を予定されている方,または既に帰国されている方は速やかに大使館までご連絡下さい。
※ このメールの配信を希望されない方は,大使館までご連絡下さい。
大使館代表電話 4426680
※ 閉館時(休館日や夜間など)には、上記電話から緊急電話対応者に転送されます。



10月11日(水)の午前中に在ネ日本大使館に出向き投票を行ってきた内容をお伝えしたい。

11日(水)午前7:30に銀杏旅館を出て、ローカルバスの停留所まで下る。
直ぐに待っていたバスに乗り込みカトマンドウへ移動。

約1時間でラトナパークのバス停に到着した。
そのまま(リキシャ)に乗り込みタメルの「ちくさ茶房」に直行、
時間的にお茶など飲む余裕は無いのだが、
久しぶりのコーヒーが飲みたくリキシャを使っての急ぎ足とした。


ついて直ぐ「サヌカップ、イオタ」(小さいカップ一つ)とブラックコーヒーを注文。
入口近くの席がいっぱいなので奥の席へ移動しコーヒーを待つ事約5分、
早くも久しぶりのコーヒーが出て来た。
ゆっくり味わって10分ほど掛けて飲み干し70Rsを払い店を出たが、考えたら結構タバコの匂いが「臭かった」。
タバコを止めて久しいが「嫌になるほど」とは思ってもいなかった。


「ちくさ茶房」から徒歩でラジンパットまで行き、
そこからツクツク(三輪車)で日本大使館まで走り、丁度9:30に到着。
パスポートを見せると係員が笑顔で「こちらへどうぞ」と誘導してくれた。

選挙管理委員会の役人の方が3人居て、懇切丁寧に投票の仕方を教えて下さった。
投票用紙は「比例選挙用」と「小選挙区」の2枚あり、
どちらも、2重の封筒に入れて選挙区の市役所にある選挙管理委員会宛に送られるのである。
約15分ほどで投票を終えて、担当の役人に「毎回何人の方が投票にこられますか?」
と尋ねるとネパールでは40名前後との事。
何とも情けない人数である。



大使館を出て直ぐにツクツクに乗り、タメルのロータスで待っている友人に合いに急いだ。
まだ到着していなかったので「なべ焼きうどん」を注文して食べ終わった頃に
到着した友人も「当方と同じなべ焼きうどん」を注文して食べた。
彼女は私より4~5歳年上で、年内には日本に帰国するとの事。
お母さんの面倒を見ていた妹さんも体を壊して、彼女の戻って来るのを待っているとか。

彼女に投票率の話をすると、「そんなもんだよ」と政治の話より家庭の話が優先のようであった。

しかし、こんなにも投票率が低いとはやはり有権者の自覚(日本を思う心)が無いのは悲しい。

22日が楽しみでもある。



添付写真はアッサンバザールの風景とサンガからの景色である。


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井戸の外からとネパールの習慣は当面割愛させていただきたい。





では次回「ネパール通信」まで



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  1. 2017/10/16(月) 21:31:26|
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ネパール通信」日本の選挙に思う

10月6日  ネパール通信」日本の選挙に思う



今回は、ネパール最大のお祭り(盆と正月が一緒に来たような)
ダサインを終えての配信のため、多少遅配した事をお詫びしたい。

さて今、ネパールではダサインのお祭りが一段落して
元の職場へ戻る人々の大移動が繰り返されている最中である。

一方、日本では衆議院選挙の「希望の党?」による
「選挙戦引っ掻き回し」作戦?で野党第1党民進党が文字通り
「ぐちゃぐちゃ」になり、議員の本当の姿を露呈してしまった。

「保身」だけの議員しか居なかった「民進党や希望の党」に
大きく落胆したのは当方だけだろうか?

自民の一党独裁を戒める野党第一党の出現を望むのは多くの国民の
望むところだと考える。

国会議員ともあろう議員には「日本語も正しく」使えない議員が
表舞台で発言し、顰蹙(ひんしゅく)をかう場面が多々見受けられた
のは、何とも情けないばかりである。

それぞれ非難のやりあいでも「国会の場」であり、行過ぎた言動には
議長から注意がなされたが、そんな議員には質問する時間を制限
する罰則などを設けても良いのではないか?

さらに、自民党の独裁のような議会ではあるが、
質問時間は極小政党が多くの時間を与えられている現実も国民が知るべきである。

自民党が30分であれば「山本太郎氏」などは50分~1時間も
与えられて「むちゃくちゃ」な質問を浴びせかけるが、聞いていて情けなくなる。

こんな議員に年間何千万円もの血税を支払っていとである。

もう一人許せない参議院議員が居る。その名は「アントニオ猪木氏」である。

北朝鮮の役人から聞いてきた「日本側の被害者数の嘘」を
そのまま日本のマスコミに伝え被害者家族を奈落の底に突き落とした事は許しがたい。

明らかに北朝鮮の回し者的発言に、拉致被害者家族からは「涙の訴え」が今もつづく。

まだまだ、日本の政治家のやる事には不満があるが、根本原因は「憲法9条の2項」である。

今の日本は、「だるま」のような自衛隊であり、
国民を連れ去れても「何も言ってはならない」国なのである。

こんな憲法を一刻も早く、「守れる」憲法に変えて
「安心して暮らせる日本」にしなければならないと感じているのは当方だけだろうか?

日本の憲法を1945年にGHQより与えられて以降、
72年間も厳守してきたが、それも限界であろう。

勧告や中国の威嚇けん制のつづく現在、
日本独自の判断で動ける防衛体制を構築すべきである。

決して戦争をやろうというのはない、国を守れる憲法にするだけである!

ちょっと熱を帯びた文章になったことをお詫びするが、当方の「本音」である。



雨期もそろそろ終盤に来て、時々ヒマラヤもその雄大な姿を見せてくれる
季節になり、これからが、シーズンである。

最近、ネパール在住の方々が「銀杏旅館」に来られ、子供さんと一緒に
ミニトレッキングをされ、帰って行かれる。
ここに根付いて早10年、やっと在住者のみなさんにも認知されるようになり、
このダサインの休日(1週間ほど)も銀杏旅館は営業しているため、
延べ人員50人ほどのみなさんに、「日本のお風呂」を満喫していただき、
喜んでいただけたことは幸いであった。

さて、ラムチェ村のモデルハウスはと言うと、ここ銀杏旅館と同様に
屋上にトタン板を張り、外でのミーティングが出来るようになった事は
今年度の一番大きな仕事であった。

なぜなら、このモデルハウスをベースに多くの支援者の方々に来ていただき、
村のデベロップを図る事ができるからである。



10月11日から在ネパール日本大使館にて「衆議院選挙」の投票が始まる。
当方も出かけるが、ここサンガからは約1時間半のバスに揺られる距離である。

添付写真はダサインの生贄儀式とパナウティーのお寺である。



井戸の外からとネパールの習慣は当面割愛させていただきたい。



では次回「ネパール通信」まで



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  1. 2017/10/06(金) 07:22:15|
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プロフィール

筋田 雅則

Author:筋田 雅則
20代半ば、岐阜県山岳連盟の
カシミール遠征隊へ招聘
その帰り、初めてネパールへ立ち寄る。

その後、ネパールの同宿の山仲間と、
「学校づくり」を開始し約30建設
ネパール支援を何十年も繰り返し、
定年退職後、ネパールへ移住。

現在はカトマンドゥ在住、
ラムチェ村を中心にボランティア活動を行う。

ブログでは、ネパールでの
ボランティア活動報告を通して
生きた現地情報をお伝えしていきます。

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