ネパール通信

ネパールでのボランティア活動報告を通して、生きた現地情報をお伝えします。

ゼネラルストライキの中の支援活動!

11月22日(火)天気:快晴 気温:14℃ 湿度:50%


今回は11月11日から20日まで実施されたゼネストの真っ最中に強行した「支援活動」について報告したい。

昨年からの依頼作業であった「ソーラーの設置村:マテ村」における「ソーラーシステム設置の完成式典」に、
遠く日本から「大須ロータリー」のみなさんがネパールまで来て下さった。

マテ村の正式名:Mahadeb Tar Kavre Nepal(略してマテ村)この式典に間に合うように、
機材の調査や価格交渉などは春ごろから実施し、調整してきたが満足な価格とは言えなかった。
(30万円ほど超過)
しかし、それを認めて下さった大須ロータリーのみなさんに感謝したい。

「式典」は11月14日(月)にマテ村の小学校の校庭で実施された。
この時期(ストライキの時)、容易にジープなどがチャーター出来る訳もなく、
幸いロータリーのみなさんが使って下さったネパールの旅行会社の方が
「危険防止」のためのツリーリストポリスを連れて行ってくださるとの事で「一安心」し、
以前、機材運搬に使ったトラックを使い現地に向かう事にした。

早朝6時半サンガでロータリーのみなさんと待ち合わせたが、ジープが遅れて約一時間遅れて出発。
途中川をジープで渡り、急な山道を正に悪戦苦闘しながら現地入りしたのは、
予定時刻(午前11:00)を遅れて12時過ぎであった。


式典会場へ向かうジープIMG_1933.jpg
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雨期の運搬が「地獄」の苦しみであったのに比べ、かなり「楽」な移動であったと感じたのは、
乾期で泥濘(ぬかるみ)が無かったからである。

朝食を食べずに出発した我々は、途中昼食休憩を考えていたが時間的に許さず、
そのまま現地までの悪路を進む事とし水と御菓子で我慢。

ロータリーのみなさんは、明日にはそれぞれの予定があり、16日には日本に帰国されるため、
「時間との闘い」で、結局、村で準備してもらった食事や挨拶「除幕式」もキャンセルして、
そこそこに帰路に着く事になったが、今はストライキの真っ最中。

ドュリケルでは爆発物が発見され、それの処理のため一般道が使えず、
ツーリストポリスの先導で回り道をして銀杏旅館まで帰ってきた。
本来であれば(ストライキが無ければ)前日に式典の準備ができたのだがそれも出来ず、
当日急いで準備して何とか挨拶のみ実施。

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ロータリーのみなさんのジープも整備不良なのか、排気ガスが車内に入り込んでマスクが真っ黒になっていた。
帰路のナモブッダ分岐点では、夕日に映えるガウリシャンカールやメルンツエの山々が印象的であった。
道路も凸凹道で車酔いの方も見え、本当に大変な「式典参加」となった事は大きな反省材料である。


この後、11月22日には日本の「大須小学校」の生徒さんと
ネパールのメールダラの子供たちによる「国際スカイプ交流」を実施。
日本とネパールの文化の違いもさることながら、
子供の発育状態に大きな違いを感じたのも事実である。







選挙の「公営掲示板?」IMG_1914.jpg



では次回「ネパール通信」まで。



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  1. 2013/11/22(金) 17:07:59|
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ひと時の休息

11月12日(火)天気:快晴 気温18℃ 湿度:50%


今回は、古き「山仲間の訪問」でチトワンでの休日を楽しむ機会を得た。
ここ数年で、大きく変わりつつあるチトワンの現状をお伝えしたい。

アンナプルナサーキットのトレッキングを終えた友人と共に、
午前7:30にカトマンドウを出発したチトワン行きのバスは、
途中トイレ休憩や昼食休憩をしながら、約6時間ほどで「亜熱帯地帯」であるチトワンに到着。

年30年前には全くホテルらしい建物もなく、
ただ「わらぶき」の小屋の並ぶ「オジギソウ」の垣根の敷地に建てられたバンガローに入れられ、
シャワーも屋外の「水」しか出ない屋外の小屋であった。

象の背中にくくり付けられた「ざぶとん?」と
「尻尾の基からドライバー(象使い)まで引っ張られた「縄」につかまり象の背中に「またぐ」のである。
これが大変な苦労で、ドライバーは象の首元に座って両足で象の耳元を蹴って「操縦」し、
ジャングルの木を象に踏ませて倒して進む、「正に道なき道」のジャングルウォークであった。

なぜ「大変」かと言えば、「象にまたがる」とは言え「ほとんど又裂き状態」で
象から落ちないように縄につかまって座っているのは、
「新体操」の選手並みに両足を開かれたまま30分ほど「我慢」しなければならず、
「乗る客」も極めて少なかった記憶がある。

私などは、忍耐力の「またさき拷問」の限界である10分程度で、
ドライバーの背中に「くっつく」状態で座らせてもらい、彼の腰に「しがみ付いて」乗せてもらったものである。

象の背中は「馬」とは違い「めちゃめちゃ広い」のである。
それを「またぐ」のはやはり「新体操」並みの柔軟さが不可欠!
そんな訳もあって、一般的には人が直接「ヒルに食われながらジャングルを歩く」散歩?が主流であった。

まぁ「献血」だと思えば何ともないが、「流れ出る血」はバンドエイド程度では止まらず、
たばこの葉を塗って包帯で縛ったものである。
正に「苦行」であった。

20年ほど前から「木枠」の「ぐらぐらの座席」が取り付けられたが、
今ではアルミパイプで作られている「しっかりした椅子に変わった。
マウンテンフライトの飛行機よりも、安全?な座席である。
象から落ちれば大変である。
トラやサイの俳諧(はいかい)する地面で「逃げ回る」こととなるのである。
チトワンには2~3年に1回の割合で来ていたが、近年その趣を大きく変化させて来ている。
お客を楽しませる工夫が、多く改善されてきたのである。


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ダサイン&ティハールの最中に出発したチトワンへの休暇は、
天候にも恵まれて「カヌーや像」を満喫できる旅であった。

現地までの移動時間は約6時間、2泊3日の旅行?で心身ともにリフレッシュ出来た旅であった。




チトワンの動物、植物たち
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タイガーに殺された「鹿」の死骸に群る「イノシシ」の親子
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では次回「ネパール通信」まで。



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  1. 2013/11/13(水) 10:26:19|
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選挙

11月1日(金)天気:星なし 気温:18℃ 湿度:60%


今回は、乾季を迎えるここネパールでの日常生活で「困った」問題を幾つかご紹介したい。

以前の「ネパール通信」でもお伝えした通り、政府の方針で道路の拡張工事が始まって足掛け3年を迎える。
さらに、首都カトマンドウから東へ伸びる「国道」も、現在はバクタプルで止まっているが、
近日中に中国の国境まで続けられる。

この間、我々の支援部落への移動が困難になる事も考えられ、憂慮している。
確かに「物流」は容易になり物は移動できるが、多くの山村では何の恩恵も受けず、
道路沿線の店舗が多少増える程度で肝心の「お金」は首都圏と交易業者のみが潤う事となる。

さて、主題の「問題」である。
工事はほぼ確実に実施されるが、何時終るのか?分からない。
この間、沿線の木々は「真っ白」になり、多少の自然破壊にも。

この「埃」が大変な埃で、100m先が見えないほどになるから始末に悪い。
住民たちは、家の前に貴重な「水」を撒くが、効果は極めて少ない。
こんな状態で観光シーズンを迎えるのである。

観光客はカトマンドウに留まる事を避け、ポカラやルンビニーと言った場所へ移動。
それでも若いトレッカーには人気があり、
夜遅くまでタメルの町(日本の新宿のようなところ)で遊ぶ姿も見られる。
私にはとても出来ない。

1日カトマンドウを「うろうろ」していると、「鼻の穴」が真っ黒になる。
もちろん、車の「排気ガス」もあるが、殆どは「埃」である。
こうした環境の中「憲法制定委員の選挙」が11月19日に実施される予定。

ネパール全土にそれぞれの「政党」の旗が立てられ、個人の家でも取り付けられる。
11月10日から「ネパール全土」でストライキが計画されていて、観光客には困ったことである。

では、なぜストライキが行われるのか?
以前2年前にも、憲法が制定されかけた???
だが、国民全体の「指針」とはかけ離れた「憲法」で極少数の民族のみの「利権」を優先した内容であり、
多くの民族の猛反対に合い敢無く「頓挫:とんざ」した。

今年のティハールが終われば、多くの新しい「法律」が出来るとの情報もあり、
現在「銀杏旅館」を経営?している私にとっても「資本金の額」などの影響が出てくる(ビジネスビザ取得時)
可能性もあり、結構厳しいものが予想されている。





国道に立てられた各政党の旗IMG_1774.jpg
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個人の家々に立てられた政党の旗IMG_1772.jpg
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テハールのお祭りの準備で賑わうアッサンバザールIMG_1778.jpg







では次回「ネパール通信」まで。



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  1. 2013/11/01(金) 20:47:07|
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プロフィール

筋田 雅則

Author:筋田 雅則
20代半ば、岐阜県山岳連盟の
カシミール遠征隊へ招聘
その帰り、初めてネパールへ立ち寄る。

その後、ネパールの同宿の山仲間と、
「学校づくり」を開始し約30建設
ネパール支援を何十年も繰り返し、
定年退職後、ネパールへ移住。

現在はカトマンドゥ在住、
ラムチェ村を中心にボランティア活動を行う。

ブログでは、ネパールでの
ボランティア活動報告を通して
生きた現地情報をお伝えしていきます。

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