ネパール通信

ネパールでのボランティア活動報告を通して、生きた現地情報をお伝えします。

「神頼み?」その前に。

7月24日(水)天気:雨 気温:28℃ 湿度:?


今回は日本に着いて初めての「ネパール通信」である。

お盆も近い日本では、人々は「ご先祖に家族の健康や繁栄を祈る」、
しかし「人として、すること」をしているのだろうか?

ご先祖さまの墓前に立ち、自分の心が恥ずかしくない自信があるのだろうか?
ご先祖さまにはこの世の「姿」ではなく、「心」で接するのが「お墓参り」であろう。

「心」の中には今までの「社会の垢:傲慢・見栄・嘘」がいっぱい詰まっているのに・・・
反省しきり、それも結構。
しかし、それだけでは足りない。
その「垢」を洗い流して来なければ、「ご先祖さま」には「丸見え」である。
では、如何にして「洗い流す」のか?

それは、一日も早く「垢や傲慢・見栄・嘘」を払拭する生活に移す事である。
間違に気づいたら直ぐ「ごめんなさい、私が間違っていました。」と伝える事である。
でないと、後で大きな「悔い」を残すことになる。

しかし、これの言える人は「極めて少ない」のが現実で
「悩み」の消えない「憂い」を抱えたえ人々が増え続けている。

たった「ごめんなさい」の一言がなぜ言えないのか?
それは、傲慢と見栄がそれを拒んでいるからに他ならない。
それが、如何に自分を苦しめているのかを知らない人々が多すぎる。

「裸に」なる事を許さない「傲慢や見栄」こそ、自分の敵と悟る事こそ、
「楽に」世間を渡り歩く「術」であるのに・・・


さて、日本に来て初めての「地震」で「ここは日本なのだ」と感じさせられた7月17日は、
気温も30℃くらいで、いたって過ごし易い気候であった。
夜には「雨」も降り、さらに過ごし易くなった。

出発間際に痛くなった「虫歯」が「うづき出し」ネパールから歯医者の予約をして日本に着いて直ぐ直行。
妻には「途中で戻って、来ないように」と釘を刺されて、午後4時半の予約に間に合うよう出かけた。
以前、抜歯の治療を「心の準備が出来ていない」と止めて逃げ帰った事があった私である。

着いて直ぐに先生に「通院する時間がありませんので、1ヶ月ほど痛みを止めて頂けるとありがたいです」と
伝えると、先生は「それは無理です。」と即答されガクゼン。
「何とかしてください」とさらに悲願すると先生は
「処置を始めたら、途中で中断することは出来ない」と強い口調で言われた。
傲慢の一文字が「頭をよぎった」が「何とかお願いします」とさらに「お願い」すると、
先生も「では処置はしませんが、当面の痛みと穴のあいた歯だけは処置しましょう」と譲歩していただき、
虫歯の周辺の清掃?と痛み止めの薬を入れて「セメント」で「ふた」をしてくださった。

しかし、「これで万全とは言えない、何時痛くなっても不思議ではない」と言われ、またまたガクゼン。
日本滞在中は「虫歯」との闘いが続く事になった。
でも1ヶ月である。

ネパールに戻れば「例の歯医者」に駆け込んで治してもらおうと自分を諭すが、
時限爆弾を抱えた状態には変わりはない。

この日、岐阜大学の元教授であった「藤井先生」が尋ねてこられ、
懐かしい話を(ネパール滞在中の)してミナとも「笑い」を交えながら楽しい時間を過ごしていただいたが、
先生に「虫歯」の話をした時に「歯医者の先生」から
帰りの飛行機の中では問題ありませんでしたか?と聞かれて
「痛くありませんでした」と答えたと言ったら、藤井先生から
「筋田さん、飛行機の客室は1.5気圧だよ、だから痛く無かったのは当然」と聞かされて、またまたガクゼン。

今度トレッキングに行き、4000m~5000mにでも行ったら「激痛」が来るのは明白。
と言われ、勉強させられた。

10月までには直さないと「トレッキング」にも行けなくなる。
でも時間はあると甘い考えが浮かんだが、10月までにやらねばならない仕事は山積。
とにかく、最優先に「歯医者」だけは欠かせない。

愚かな自分に「なさけない」思いを残したまま、
日本での活動に専念する事で「紛らわす」事が出来るのだろうか?

今回は「灼熱の日本」の第一歩が「虫歯」との闘いから始まると言う「なさけない」事になったが、
これこそ「身から出た錆」である。

反省の一言、少しも成長していない自分を知る結果となった。





阿部先生の支援活動をしている、長野県山岳協会のみなさんIMG_1287.jpg

阿部先生の養女ドリュガさんと歓談するミナIMG_1285.jpg




では次回「ネパール通信」まで。



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  1. 2013/07/24(水) 09:08:25|
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ネパール出国直前

7月8日(月)天気:雨 気温:22℃ 湿度:70%


今回は、ここでの雨季における仕事について触れておきたい。

雨季は「ネパールの人々」にとって「嬉しい季節」でもある。
なぜなら野菜や果物が豊富で安くなり、1年を通じて同じ値段の日本とは比べ物にならないからである。

キャベツも2Kgほどのものが10Rs(11円ぐらい)でその他の野菜も10~15Rsくらいで購入出来る。
金銭的は、暮らし易い季節である。

仕事も女性にとっては忙しく、「田植え」や大豆を植えるのもこの季節である。
同時に「コド」と呼ばれる「地酒の原料」もこの時期に植える。
(この地酒は蒸留酒で、各家庭で作っていて微妙に味が異なる)

「コド」はディロと呼ばれる「粟を粉にして熱湯で練る」主食にもなるが、
一般的には「とうもろこし」の粉のディロが好まれている。
ミナのお母さんは、この「とうもろこしのディロ」が大好物でお米は殆ど食べない。
貧乏暮らしが長いため、お米のような高価なものは「口に合わない」のだろうか?

そんなラムチェ村(ミナの村)でも田植えが始まり、
6月28日にパトネちゃんが「田植え」のため村へ帰っていった。

その時「お父さん、田んぼに水を引くためのパイプ」を買わなければならないので、
一緒にバネパまで行って欲しいとの事。
「どひゃ~」急に言われても困る、幾ら必要なの?と聞くと
分からないけど3インチのパイプが70mは必要との事。
早速カードを持ってバネパへ出かけた。
3インチのパイプは1m当り200Rsだそうで、70mでは???である。

ATMへ行き「現金」を引き出し「必要なお金」をパトネに渡し、領収書をもらってバスまで3人で移動。
早速バラビシ行きのバスに積み込み、いざ出発。

「田植え」に必要なパイプをバスへ・・・IMG_1241.jpg
IMG_1242.jpg
IMG_1244.jpg

バスの上からパトネが「お父さん、ありがとう!」と言う声を背中で聞いてサンガまで帰ってきた。


さて、最近の日本のニュースがあまりにも「空しい」ことばかりが耳に入ってくる。
日本の最高学歴である、大学卒業者のみ支給される「生活保護?」である。
さらに、その「生活保護」を受けるために入る「日本の最高学歴」とは一体なんだろう?

永年勤め上げて来た定年退職者に対する年金さえ削減され、
在学中の国民年金のみ支払って来た若き「社会浪人」たち、へ支給される「生活保護?」
今の日本のあり方が「何処かおかしいのでは?」と疑問に感じるのは私一人だろうか?

確かに、日本は就職難である。
しかし、前回にも「ネパール通信」に記載した通り、「何でもやる根性」が無ければ、
転職の連続になるだけである。
全く「馬鹿げた仕組み」としか考えられない。

以前はこの「生活保護」を受ける事は「恥」と考えて「しゃにむに」働いてきた日本人である。
中学・高校では受けられない「生活保護」ってなんだろう?
頭が良い人だけが受けられる「生活保護」ってなんだろう?
大学に行くのは「生活保護」を受けるために行く学生も出てくると言う。

こんな日本では何れ「財政破綻」を迎える事は明らか。
残念だが「これが今の日本」である。

「おじいいちゃん・おばあちゃん」の話を聞けない世代には、「羞恥心」も無いのだろうか?
少しキツイ言葉になったが、お許し願いたい。
次回は「日本からのネパール通信」の配信になる。






では次回「ネパール通信」まで。



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  1. 2013/07/10(水) 08:50:45|
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プロフィール

筋田 雅則

Author:筋田 雅則
20代半ば、岐阜県山岳連盟の
カシミール遠征隊へ招聘
その帰り、初めてネパールへ立ち寄る。

その後、ネパールの同宿の山仲間と、
「学校づくり」を開始し約30建設
ネパール支援を何十年も繰り返し、
定年退職後、ネパールへ移住。

現在はカトマンドゥ在住、
ラムチェ村を中心にボランティア活動を行う。

ブログでは、ネパールでの
ボランティア活動報告を通して
生きた現地情報をお伝えしていきます。

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