ネパール通信

ネパールでのボランティア活動報告を通して、生きた現地情報をお伝えします。

緑と野菜と果物

8月31日(金)天気:星空  気温:21℃ 湿度:65%

 
そろそろ雨季の末期である。
もう後2週間もすれば、「秋」が来る。
干し柿づくりの準備もしなければならないが、まずは「柿木」を選ぶことからである。

ここでは、1本まとめて購入する。
順に色づいてきたものから収穫して最後までいただく。
皮をむき、ほぼ3週間~4週間で完成するが、途中で雨に降られたりすると大変である。
すぐに「カビ」が生えるため、一つ一つタオルで湿気とカビを拭き取る作業が増える。

ここネパールでは季節の野菜・果物しか食べられない。
しかし、季節の野菜には「生きる力」がある。
この野菜や果物は熱さ・寒さ・から身体を守る栄養素が豊富で、
自然界の掟よろしく、「そこに生ける生き物」全てに栄養(生きる力)を与えてくれる。

人は、夏に秋や春・冬の野菜を食べたがるが、体は要求していないと考える。
その時期に出来る野菜や果物を食していれば、「病気」の方から去っていく。
つまり、強力な病原菌や病気からのガードでもある。

さらには「暑さ寒さ」からの体の抵抗量を付けてくれるのも「季節の野菜であり、果物」である。
ここでの「肉」と言えば「鶏・水牛・山羊・豚の他、川魚の鯰・鯉」などまだまだ小魚類は多くあり、
「川エビ」も居る。

野菜は豊富で、日本のものに比べて形こそ悪いが「オーガニック」そのもので「食の安全」は保証付きである。
日本の食品が悪いとは言わないが、身体が要求するものとは違い「見た目・や食べたいもの」を追求した結果、
現在のような流通になったのは消費者自身の責任でもある。

夏野菜の季節 001

夏野菜の季節 002

夏野菜の季節 003

もう一つ、ここでの食べ物で「私の健康管理」をしてくれている食べ物がある。
それは、ヨーグルトである。
日本に居る時(現役時代)には全くといっていいほど食べなかったものでありが、
此処にきて本当に「旨い」と感じるヨーグルトに巡り会えた。

特にバクタプルヨーグルトは、そのまま食べても旨いがマンゴーやバナナなど果物ともにミキサーかけて
「ラッシー」として飲むと「めちゃ旨」である。
これを、毎日1~1.5ℓほど飲めば満腹となり昼食代わりになり、おまけにダイエットにもなる。

さて、今回はここでの病院の仕組みについてお伝えしたい。
ネパールでは日本のような「総合病院」は少なく、多くは「個人病院」で、
内科・外科(接骨を含む)歯医者に眼医者といった単独での病院が多い。

先般もミナが「頭が痛くて眼が疲れる」と言っていたので、
カトマンドウのラトナパーク(スタジアム側)にある「眼の病院」に連れて行った。
初めに、受付で「視力検査」を受けるための診察用紙と費用(300Rs)を支払い病室へ行く。

次に視力の結果を書いた書類を持って、近くに何軒もある「眼鏡屋さん」へ出かけ、
「度の入っていない」眼鏡の気に入ったものを選択。

すると眼鏡屋は診察用紙を持って外の「加工屋さん」行き、
約15分ほどでミナの視力に合った眼鏡を作ってきた。

眼鏡屋さんへは、加工費用を含めて1700Rsの支払いである。
翌日少し「度」が合っていないのか「眼鏡屋さん」へ出かけ修正してもらってきたが無料。

眼医者では、眼の疲れた時や痛い時に飲む薬も「伝票」に書いてくれて、
それを持って薬屋さん(眼鏡屋さんの隣にある)へ行き薬を買う。(この時の費用が120Rs)
新たな眼鏡と薬と診察代で2120Rsであった。
めちゃめちゃ安い!

眼鏡のかけ方、使い方なども教えてくれて、極めて「理に適っている」と感じたしだいである。
日本ではとてもとても無理な値段であり、あっちこっちを動き回らねばならない。



稲の成長
稲の生長 001




では次回「ネパール通信」まで。


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  1. 2012/08/31(金) 19:36:43|
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依頼心こそ敵!

8月21日 火曜日 天気:雨のち曇り 気温:21℃ 湿度:62%


ここに戻って早2週間近くになる。
当然のことながら「雨季」のネパールは、果物の豊富な時期でもあるが日中はかなり「暑い」のが通常である。

しかし、この時期は「夏と秋」が一緒になっている。
日中は夏だが、朝晩は少し寒いくらいである。
毎日のように定期便よろしく「「雨」が降る。

戻ってすぐにしなければならいのが「銀行回り」である。
換金やら生活費の取得さらにはサンガでの不足備品の買い入れなど、「ばたばた」とこなしてサンガに戻る。

毎回の事ながら、私の居ない間のサンガの家は「ネパールマインド」が戻っていて、
ほとんどの備品が「ごちゃごちゃ」になっている。
定位置と言う観念がない(特に山岳民族)彼らには「慣れて」もらうしかない。

この時期雨季はあるが「水不足」が続いていて、我が家も例外ではない。
こうした中、ここの政府のやっている政治は、全てにおいて「既得権」の行使である。

首都カトマンドウでは「道路の拡張工事」が無理やり進められていて、「家を破壊される事」も多い。
今は雨季だから「埃」も少ないが、後1か月もしたら大変である。
多くの日本人を含む外国人が「移転」を考えるのも無理ではない。
自分たちで家を壊すのは忍びないと期日になっても家を移動しなければ
「強制的に」ユンボ(重機)が来て取り壊して行く。
後は「がれき」の山である。

IMG_3586.jpg

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IMG_3589.jpg


こんなネパールでは「強制的・独裁的」な政治でなければ「改革」は進まないのかもしれないと、
最近つくづく考えさせられる。

一方、村では「何も変わらない」日々が続いている。
雨季の季節では「すべての行動」が制限されてしまう。
山の道という道は「濁流」のため寸断され、いたるところで激流?が道をふさいでいる。
あと1か月は動けない日々が続く事になる。

さて、今回のテーマである「依頼心」であるが、
ここネパールの人々にとっては「至極当然」の事として受け止められている。
「誰かが・いつか・やってくれるだろう?」と言った考え方は、私の知る限り40数年変わっていない。

我が家でも然り、「銀杏旅館」に帰って「客室からキッチン・自分の部屋・バスルーム」の点検をして、
直す所を指示してやっと「落ち着く」事ができる。
支援先の部落でも同様である。

以前の教えた事が出来ているかどうかというと「出来ていない」のが普通である。
従って、またスタートからである。
でも僅か6週間の留守。
それでも私が来るまで「直してない」のである。
怒っても「何も変わらない」事が分かっているだけに、辛いものがある。

でも「気を取り直して」スタートラインに付く。
こんな事を何年続けて来たことかと、自分でも呆れる。
まだまだ、部屋の整理も終わっていないが、やらねばならない事は「待って」くれない。

他人に任す事ができる事は任す。
しかし、任せられない部分もある。
これが多いと「疲れる」事になり、引いては病気にもなりかねない。
人を頼らず、自分で出来る範囲で進める事こそ必要な考え方であろう。
日本でも同じである。

次期支援先の村へは「雨季」の後になる。(携帯電話での連絡のみ)



色づき始めた「もみじ」
IMG_3567.jpg



では次回「ネパール通信」まで。


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  1. 2012/08/22(水) 11:36:06|
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プロフィール

筋田 雅則

Author:筋田 雅則
20代半ば、岐阜県山岳連盟の
カシミール遠征隊へ招聘
その帰り、初めてネパールへ立ち寄る。

その後、ネパールの同宿の山仲間と、
「学校づくり」を開始し約30建設
ネパール支援を何十年も繰り返し、
定年退職後、ネパールへ移住。

現在はカトマンドゥ在住、
ラムチェ村を中心にボランティア活動を行う。

ブログでは、ネパールでの
ボランティア活動報告を通して
生きた現地情報をお伝えしていきます。

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