ネパール通信

ネパールでのボランティア活動報告を通して、生きた現地情報をお伝えします。

つらい時・苦しい時には・・・‏

2月17日(火)天気:快晴(満天の星空)気温:17℃ 湿度:55%

今回は一人で暮らすネパールでの、苦悩との戦い方についてお伝えしたい。

一人でここネパールで暮らしていると、何時も考える。

本当にこれで良いのだろうか?

間違ってはいないだろうか?

信用できる人なのだろうか?など「疑心暗鬼」は常に付いてまわる。

そして、結果的に「だまされた」時などには、私の場合「星を見る」。

何万光年も以前に太陽から放たれた「光」が反射して

「今、自分の眼」に届いている現実を考える。

昼間には「小高い」丘や山の上にあがって、遠くの山々を眺める。

すると、長い?人生の内のほんの一部であり、「大きな問題にする事はない。」と考える事ができる。

「自分の小ささ」を確認する事ができる。

すると、今「だまされた」事や苦しい事が次第に薄れていく。

誰も相談する相手が居ない。

誰も助けてくれる人は居ない。

自分自身で解決する以外方法はない。

今起こった現実を「小さな事」として受け止める事ができる。

こうして、ここでの活動に対応して来た。

ここでの一番の苦労は「ビザ」の取得である。

ツーリストビザなら訳はない。但し。年間で5か月しか滞在できない。

昨年6月からはこの料金も値上がりした。

現在、私のビザは「ビジネスビザ」である。

これだと、年間を通して滞在が可能になる。

しかし、取得時には「はげたか」のように、悪徳業者のエージェントが寄ってくる。

1年で20万円から100万円も請求されるケースが後を絶たない。

こんな国だが、自然はすばらしい!子供たちも、とても可愛い!

日本では、苦しい時に誰かに側に居てもらうで「心が和んで」くる。

でも、ここでは「誰も居ない」だから「泣けない」。

現役時代には、毎日のように飲んでいた「ビールや酒」をここでは「止めた」

ただでさえ良くない頭を、少しでも回転よくするためである。

また、酔って馬鹿になれば大きな「失敗」をする事は明白。

我慢・忍耐の毎日は、食事の準備や掃除が気晴らしとなる。

ランタンヒマラヤを眺めては「命の洗濯」をしている毎日である。

日本で働く方々は、毎日が戦争状態である。

経済の状態が一向に良くならない日本では、職場や家庭に暗い影を落としている、

決して楽な仕事などあるはずもない。

こんな私の居ることを思い出していただき、少しでも参考になれば幸いである。




では次回「ネパール通信」まで

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  1. 2009/02/19(木) 14:00:37|
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支援の考え方について‏

2月10日(土)天気:快晴 気温:13℃ 湿度:56%

昨日までポカラの「らい病患者のいる病院」に行っていた関係でネパール通信が遅れた。

タイトルの「基本的考え方」について再度記載しておきたい。

ここでの活動を進める上で、常に念頭におかねばならないのが「考え方」である。

なぜなら、幾多の「嫉妬」や「抵抗」さらには「妨害」を潜り抜けねば活動が出来ないからである。

支援は「与える側の勝手」ではあるが、目的に合った形で進めるには

一定の考え方を確立しておかねばならない。

「自分磨き」大きな目的でもある。

随分以前にも記載した事があったが、何度考えても良い事である。

進める方向を誤らないために。

与える側の勝手で進めると支援にならない。

それは「物乞い」に与えるお金と一緒になってしまう。

支援とは、相手が一人で動けるようになるまで支える事である。

もう一つ重要な点は、彼らと同じ立場で物事を見る事の出来る位置からの支援である。

これは、彼らの信頼を得るためにも必要であり、そこに「共に生きる」意味がある。

私たちの目的は「ネパールの子供たちが、全て学校に行ける環境を作る」事にある。

なぜなら、貧困やエイズ問題をはじめ多くの問題の根源は

「識字率」の低さから発生していると言っても過言ではないからである。

物やお金は与えたら、それで終わりであるが、

読み書き・そろばん(計算)の初歩的なところを全ての子供たちが終了すれば、

ここで起こる多くの問題はなくなると確信するからである。

添付の写真は私たちが支援して学校に通っている子どもが、

自分の母親に文字を教えているところである。

DSCF1047.jpg


では次回「ネパール通信」まで

  1. 2009/02/11(水) 00:24:21|
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プロフィール

筋田 雅則

Author:筋田 雅則
20代半ば、岐阜県山岳連盟の
カシミール遠征隊へ招聘
その帰り、初めてネパールへ立ち寄る。

その後、ネパールの同宿の山仲間と、
「学校づくり」を開始し約30建設
ネパール支援を何十年も繰り返し、
定年退職後、ネパールへ移住。

現在はカトマンドゥ在住、
ラムチェ村を中心にボランティア活動を行う。

ブログでは、ネパールでの
ボランティア活動報告を通して
生きた現地情報をお伝えしていきます。

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